ジェルだけじゃない!和菓子が救う長距離ラン――補給食に羊羹という選択肢

スポーツ羊羹

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「ランニング中の補給食といえば?」と聞かれたら、多くのランナーがまず思い浮かべるのは「エナジージェル」ではないでしょうか
軽量・高カロリー・吸収が早いなど、さまざまな利点がある一方で、「甘すぎて途中で飽きる」「胃に重く感じる」「高価でコスパが気になる」などの声もよく聞きます

そんな中で、実はじわじわと注目されている“和”の補給食があるのをご存知ですか?
それが、羊羹(ようかん)です

「えっ、あのお茶請けの?」と思われるかもしれません
でも実は、羊羹はエネルギー補給として非常に優秀なポテンシャルを持つ食べ物なんです
昔から山登りや旅の携行食として親しまれてきた背景もあり、最近では市販の小型羊羹がランナーの間でもひそかに人気を集めつつあります

本記事では、そんな「羊羹」の補給食としての魅力に迫りながら、エナジージェルとの違いや、実際に使ってみた感想などを交えてご紹介していきます
あなたのランニング補給に、新たな選択肢が加わるかもしれませんよ

本記事の内容
●羊羹のルーツと、和菓子文化の中での実用性
●エナジージェルとの違い、どちらがどんな場面に向いているか
●実際に走りながら羊羹を使ってみたリアルな感想
●ランナー向けの市販羊羹の紹介と選び方

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目次

羊羹のルーツと、和菓子文化の「実用性」

羊羹のルーツをたどると、その歴史はなんと室町時代まで遡ります
もともとは中国の点心(デザート)文化の一部として伝わり、日本で独自の進化を遂げてきました

「羊羹」のルーツは、中国の羊肉と野菜を煮込んだ汁物(あつもの)にあります
宋代の文献にも登場するこの料理は、日本には鎌倉〜室町時代ごろに禅僧によって「点心」として伝わった
とされています

しかし、日本の禅宗では戒律により肉食が禁じられていたため、羊肉の代わりに小豆や葛粉、小麦粉など植物性の素材で羊肉を模した精進料理が考案されました
それが煮凝りのような形となり、やがて「蒸し羊羹」の原型となっていきます

江戸時代になると、羊羹は寺院から武家や貴族の間へと広まり、茶会の菓子としても親しまれるようになります
砂糖の普及により甘みが加えられ、さらに寒天の発明によって、小豆餡と寒天を練り合わせた「煉羊羹(ねりようかん)」が誕生
現代でも主流となっている羊羹のスタイルが、この時代に確立されました

ここでランニングの補給食として注目したいのは、羊羹が長期保存できる高エネルギー食品として、かつての旅人や修験者たちに愛用されていたという点です

特に、山中での修行や長距離移動を伴う宗教的行為(修験道)において、持ち運びやすく、すぐにエネルギーになる和菓子は貴重な存在でした

つまり、羊羹はただの「お茶菓子」ではなく、もともと“体を動かす人のためのエネルギー源”として使われていた背景があるのです

このような「和菓子の実用性」は、現代においてもまさにトレイルランやマラソンと相性抜群
自然な素材から作られ、胃に優しく、手軽にカロリー補給ができる羊羹は、まさに時代を超えて愛される走る人の味方なのです

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なぜ今、羊羹がランナーにフィットするのか?

正直なところ、最初は「本当に羊羹で走れるの?」と半信半疑でした
でも実際に使ってみると、その良さにすぐ気づきました
特に驚いたのが、自然な甘さと、食べたあとの胃の軽さ
長時間のランでは、甘すぎるジェルがどんどん重く感じてくることがあるんですが、羊羹はそんな違和感がほとんどありませんでした

糖質の質も大きなポイントです
エナジージェルの多くは、マルトデキストリンや果糖、ブドウ糖などの単純な糖質を主成分としています
これらは吸収が速く、すぐにエネルギーになりますが、そのぶん血糖値が急上昇・急降下しやすいという側面もあります

一方、羊羹の主成分は小豆と砂糖
自然な糖質が中心なので、エネルギーがゆっくり安定して供給されやすいんです
私の体感としても、エネルギー切れを起こしにくく、「じわじわ効いてくる」感じがあります

そして、個人的にとても気に入っているのが、羊羹が“固形”であること
走りながらでも「噛む」という行為があることで、気持ちが切り替わったり、満足感を得やすいんですよね
ジェルは一瞬で飲めて便利だけど、「食べた感じ」がなくて物足りないこともあります
羊羹は少しの量でもしっかり補給した気になれるので、気分的にも支えにもなると感じています

それに加えて、常温保存ができてベタつかず、手を汚さないパッケージ設計もランナー向き
走りながらでもサッと取り出して、ストレスなく摂れるのは大きな利点です

今では私自身、ロング走やトレランでは羊羹を定番の補給食にしています
派手さはないけれど、飽きずに最後まで走り切るための“静かな名脇役”として、本当に頼れる存在だと感じています

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ジェルと比べてどうなの?リアルな比較+使ってみた感想

エナジージェルと羊羹
どちらもランナーの補給食として使える選択肢ですが、それぞれに明確な特徴があります
ここでは、私自身が両方を使って感じた違いと、客観的なポイントをあわせてまとめてみます

スペックで比較

項目エナジージェル
(例:定番スポーツブランド)
羊羹
(例:ミニ羊羹)
カロリー約90〜120kcal/1本約170〜180kcal/1本
重量約40〜45g/本約60g/本(ミニ羊羹の場合)
糖質マルトデキストリン・果糖など吸収が早い砂糖・小豆など自然な糖質
サイズ感コンパクトだが液状でベタつきやすい少し大きめだが固形で扱いやすい
味のバリエーション豊富だが甘すぎるものも多いシンプルで適度な甘さ
胃への負担濃度が高く重く感じることも比較的やさしい/長時間でも安心
価格250〜400円程度約80〜150円程度(市販品)
保存性開封後は保存不可常温保存可/未開封なら長期保存OK

実際に使ってみた感想

ロング走やトレイルで両方を使い比べてみて、「ジェルは即効性」「羊羹は持続性」という印象が強くあります
レースやスピードを求める場面では、吸収が早いジェルがやはり便利

ただし、何本も続けて摂ると「甘さの疲れ」や「胃の重さ」を感じることも多く、ペースが落ちたときや後半の消化器系トラブルの原因になりやすい気がします

一方、羊羹は食べたあとがすごく「落ち着いている」感じ
噛むことで満足感も得られるし、補給のタイミングが少し「休憩」になるのも意外とありがたいポイントでした
トレランなど、景色や自然を楽しみながら走るシーンでは、むしろ羊羹のほうがしっくりくるときもあります

ただし、寒い時期は羊羹がやや硬くなったり、手がかじかんで開けづらくなる場面もあったので、その点は少し注意が必要です

まとめ:どちらがいい?ではなく「どう使い分けるか」

結論としては、「ジェル or 羊羹」ではなく、「ジェルと羊羹」
状況や好みによって補給食を使い分けることが、より快適なランニング体験につながると感じています

個人的には、「前半はジェル、後半は羊羹」「ファンランやトレランでは羊羹メイン」など、自分なりのスタイルを見つけるのがオススメです

こんな羊羹がおすすめ!市販アイテム紹介

①井村屋 スポーツようかん あずき

井村屋 スポーツようかん あずき

【井村屋 スポーツようかん あずき】
・スポーツ・長時間運動のための エネルギー補給用ようかん
即効性糖質(グラニュー糖)+持続性糖質(パラチノース®) をバランスよく配合
1本で約116kcal のエネルギーを補給可能
塩分もわずかに配合(約0.13〜0.14g) で発汗時のミネラル補給にも対応
コンパクト・個包装タイプ で持ち運びに便利
・小豆の風味を活かした あずき味の羊羹
・原材料に マルトデキストリン・砂糖・小豆(生あん)・パラチノース・寒天・食塩 を使用
・片手で押し出して食べられる スティックタイプ

②井村屋 スポーツようかん コーヒー

井村屋 スポーツようかん コーヒー

【井村屋 スポーツようかん コーヒー】
・エネルギー補給に特化した スポーツようかんのコーヒー味 補給食
1本(40g)あたり約115kcal のエネルギーを効率的に補給
即効性糖質(マルトデキストリン・砂糖)+持続性糖質(パラチノース®) をバランスよく配合
・1本につき 塩分約0.14g を含み、発汗によるミネラル補給もサポート
コーヒー由来のカフェイン(約40mg) を含み、疲労感軽減や集中力維持に寄与
エスプレッソ風味の豊かな香りと苦味 で、味の変化や気分転換にも使える
スティック状のワンハンドパッケージ で、押し出すだけで簡単に食べられる設計

③鼓月 スポーツようかん anpower

【鼓月 スポーツようかん anpower】
・京都の和菓子職人がつくる エネルギー補給用スポーツ羊羹
1本(約40g)あたり約97kcal のエネルギー補給が可能
必須アミノ酸(BCAA)配合 で筋疲労へのサポート成分を含む(総アミノ酸約828mg)
塩分(ナトリウム)配合 により発汗時のミネラル補給にも対応
低分子ポリフェノール配合 で抗酸化作用にも配慮
・糖質源として マルトデキストリン・果糖ぶどう糖液糖 を使用
・個包装で 片手で手早く食べられる形状(持久系スポーツ向け)

④福壽堂秀信 さらっと飲めるようかん ANDO

【福壽堂秀信 さらっと飲めるようかん ANDO】
・運動中や仕事・勉強など 糖質補給が必要なシーンに向けた“飲めるようかん”タイプの補給食
日本の和菓子職人が手掛けるあんこベースで、甘さと飲みやすさを両立している
・「さらっと飲める」ジェル状なので、 走りながらでも摂取しやすい形状
無塩タイプは基本の補給用で、汗の少ない季節や負荷の低い練習に向く
有塩タイプ食塩が入っておりミネラル補給も可能
1本あたり55g前後 の内容量で、個包装・常温保存可能。賞味期限も比較的長い(約300日)
・和菓子として使われる 小豆(水飴・寒天)をベースにしているため、血糖値の急上昇を抑える効果も期待される設計

【番外編】とらや 小形羊羹

【とらや 小形羊羹】
・伝統ある和菓子ブランド「とらや」の一口サイズ羊羹シリーズ
・各本は 携帯に便利な小形(1本約50g前後)サイズ で、分けやすくタイミングごとに食べやすい
・代表的な味のバリエーションに “夜の梅(あずき)”“おもかげ(黒糖)”“新緑(抹茶)”“はちみつ”“和紅茶” などがあり、味の変化を楽しめる
脂質が少なく、糖質主体のため消化が比較的負担が少ないという和菓子としての特徴
・個包装で 手や器具が不要、切る必要なしでそのまま食べられる

くまぞう

私はとらやの羊羹が一番好きです

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まとめ:「和菓子」がランを支える時代が来ている

「羊羹=お茶請け」というイメージを持っていた頃の自分に、「これ、走るときの補給食にもなるよ」と教えてあげたい
実際に試してみると、そのやさしい甘さ、胃への負担の少なさ、そして持続的なエネルギー感に驚かされました

和菓子の中でも、羊羹は長距離を走る人のために最適化された自然なエネルギー源
それは偶然ではなく、古くから旅人や修験者たちに選ばれてきた「文化的背景」があり、今なおその実用性が色あせないからこそです

もちろん、エナジージェルにも即効性という強みがあります
ですが、ランニングやトレイルのシーンにおいて「心地よく、安心して走り続けるための選択肢」として、羊羹はもっと注目されていい存在だと思います

私自身、最初は半信半疑でした
でも今では、長く走るときの補給食として、ジェルと並ぶほど信頼しています

ランナーの皆さんもぜひ一度、羊羹を補給に取り入れてみてください
次のロング走が、ちょっとやさしく、ちょっと美味しくなるかもしれません

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