今回は、2024年2月22日発売された【On クラウドモンスター2】について、初心者の市民ランナーに向けてわかりやすく、解説させて頂きます。
ランニングシューズ「クラウドモンスター2」を購入検討されている方のよくある疑問、
こんな疑問について、解説していきます!
数多くのランニングシューズが市場に溢れる中、「クラウドモンスター2」はどのようにして他のシューズと差別化を図っているのか?
本記事では、「クラウドモンスター2」があなたのランニングライフをどのように変えることができるのか、製品の特徴から実際に履いた感想まで詳細レビューさせていただきます。
皆様の購入の一助になれば幸いです。
今回紹介する「クラウドモンスター2」は以下から購入可能です。
クラウドモンスター2の基本情報
2024年2月22日、今回ご紹介する「クラウドモンスター2」が発売されました。
「クラウドモンスター2」の基本スペックがこちら。
・幅は1種類
・サイズはメンズ25.0cm~31.0cm、レディース22.0cm~27.0cm
・重量 295g(メンズ27cm)
・ドロップ6mm
・価格 21,780円(税込)
主な特徴としては、以下とのこと。
On公式HPより
- On史上最大のCloudTec®がもたらす規格外のクッション性と反発力
- ナイロン配合のSpeedboard®がパワフルな蹴り出しと推進力を発揮
- 前方へのローリング、ぐんぐん走れる推進力
- 2重密度のHelion™スーパーフォームを再設計してバウンス感をアップ
Onの「クラウドモンスター2」は、かなり特徴のあるランニングシューズです。
そのデザインと性能には、ランナーから高い評価を受けている要素がいくつかあります。
次の章より詳しく解説していきます。
ソールにあんなに孔が空いているシューズなんて、On以外にみないですよね。
▼▼▼Onのランニングシューズに興味のある方はこちらもどうぞ!▼▼▼
クラウドモンスター2の特徴とメリット
クラウドモンスター2は、その前モデル「クラウドモンスター」からいくつかの改良が行われています。
以下に、クラウドモンスター2の主な技術的特徴と、それによってもたらされるメリットを解説します。
特徴①:クッション性の向上
- 新しいミッドソール構造:クラウドモンスター2は、密度の異なる2種類のヘリオンスーパーフォームを使用した新しいミッドソールを採用しています。上層前足部(グレーのミッドソール部分)に硬めのヘリオン、下層部およびかかと側(白色のミッドソール部分)に柔らかいヘリオンが使用されています。この設計により、走行中のクッション性が向上しつつ、さらに強力な蹴り出しを可能にしています。
- 大きなクラウドエレメント:クラウドエレメントはクッション性を提供する主要な要素です。これらのエレメントは、走行時の衝撃を吸収し、エネルギーを効率的に返します。
特徴②:安定性とフィット感
- スピードボードの改良:フルレングスのスピードボードにより、シューズから柔軟性と反応性を感じることができます。シューズは足の動きに合わせて適切に曲がり、進行方向に向けて反発を返してくれるので、より自然な走行感を得ることができます。またスピードボードは内蔵に変わり、外観からは見えなくなっています。
- アッパーの改良:アッパーは、より快適で通気性が高いエンジニアードメッシュを採用しています。これにより、長時間のランニングでも足が快適に保たれます。また紐を通す部分の数も増えており、フィット感が向上しています。
前作クラウドモンスターにあった、ソールに石がはさまることはもうないです。
特徴③:環境への配慮
- リサイクル素材の使用:クラウドモンスター2のアッパーのメッシュ部は、100%再生ポリエステルが使用されています。またシューズ全体としてもサステナブルな素材を使用するなど、リサイクル素材の使用率は24%とのこと。Onは、持続可能なランニングシューズの開発に取り組まれています。
クラウドモンスター2を実際に履いてみた感想
それでは実際に「クラウドモンスター2」を履いた感想をお伝えします。
感想①:バランスの取れたクッショニング
「クラウドモンスター2」はもっと跳ねる感じなのかと予想していましたが、そうではなかったです。
実際は柔らかすぎず、かつしっかりとしたサポートを感じられるシューズでした。
横方向への安定性がしっかりと確保されています。
ほどよい反発を進行方向に向かって返してくれるので、非常に気持ちよく走れるシューズです。
長距離ランでも疲れにくく、快適な走りを維持できるのではないでしょうか。
感想②:スピードへの適応性がよい
キロ7分ぐらいのジョグから徐々にキロ4分のペースまで上げて試してみましたが、特に違和感を感じることなくペースを調整できました。
さまざまなペースのランニングに対応できるシューズだと感じました。
日々のトレーニングからレースまで、幅広いシチュエーションで活躍するシューズですね。
でも、どちらかといえば早めのペースが自分にはあっていました。
早めのペースがシューズの特徴を活かせるシューズだと思います。
感想③:幅広でフィット感も良好
先にお伝えしておくと、足の形によってはシューズのフィット感に注意が必要だと思います。
クラウドモンスター2は幅が一種類しかなく、幅広の設計が特徴だと感じました。
幅広の私にはちょうど良かったです。
アッパーも優しく包んでくれる感じでGood!
しかし、平均的な足幅や狭い足幅のランナーは、シューズ内で足が動いてしまう可能性があるため、サイズ選びには注意が必要するようにしてください。
スポンサーリンク
サイズ感について
クラウドモンスター2のサイズ感は、多くのレビューで「大き目」と言われています。
私は28.0cm、足幅2E~3Eのシューズを履くことが多いですが、口コミ情報を参考にし27.5cmを購入しました。
ワンランク下げた結果、サイズはジャストフィットでした。
結論としては、「クラウドモンスター2」のサイズ感として若干大きめだと思われます。
まとめ
今回新しく発売された「クラウドモンスター2」について、シューズの特徴や実際に使用した感想を紹介させていただきました。
「クラウドモンスター2」の主な特徴は以下になります。
- クッション性と反発をバランスよく合わせ持つシューズ
- スピード練習からレースまで、用途としては幅広く使えるシューズ
- 若干大き目の仕上がり+幅広設計なので、サイズ選びには注意が必要
結論、「クラウドモンスター2」は満足といった感じ。
性能はよいのですが、ネックはコスト。ちょっと高いかな。
ランニングシューズのコストトレンドとしては仕方ない範囲かもしれませんが。
あと、足が鍛えられていない初心者ランナーにはあまりおすすめはしません。
もっとクッション性のあるシューズの方がいいです。
走り慣れてきてスピードや走行距離が伸びてきたら、次のステップのランニングシューズとして「クラウドモンスター2」が選択肢になるように思いました。
おすすめ度はこんな感じ
ランナーレベル | おすすめ度 |
---|---|
初心者ランナー | |
サブ5ランナー | |
サブ4ランナー |
「クラウドモンスター2」は以下から購入可能です。