今回は、2024/8発売(2024/7/18からアシックスオンラインで先行販売)された【アシックス マジックスピード4】について、カーボンプレート入りシューズを探している市民ランナーに向けてわかりやすく、解説させて頂きます。
ランニングシューズ「マジックスピード4」を購入検討されている方のよくある疑問、
こんな疑問について、解説していきます!
カーボン入りのシューズとして、マジックスピードには代々お世話になっている私。
主にサブ4用のレースシューズの位置づけで使用しています。
その経験も踏まえ、新作「マジックスピード4」を詳細レビューさせていただきます。
皆様の購入の一助になれば幸いです。
今回紹介する「マジックスピード4」は以下から購入可能です。
「マジックスピード4」はワイド(3E相当)(メンズのみですが)もラインナップされています。
新作マジックスピード4発売、その特徴は?
2024年8月、今回ご紹介する「マジックスピード4」が発売されました。
「マジックスピード4」のスペックがこちらです。
・幅は「レギュラー」と「ワイド(メンズのみ)」の2種類
・サイズはメンズ24.5cm~32.0cm、レディース22.5cm~26.5cm
・重量 245g(メンズ27cm)
・ドロップ8mm
・価格 18,700円(税込)
次に進化した機能としては、以下とのこと。
asics公式HPより
- クッション性の向上
- さらなる反発力を追求
- 通気性に優れたアッパー
アッパーには部位によって編み目を変えたエンジニアードメッシュ、ミッドソールにはFF BLAST PLUSだけでなくFF TURBOを前足部に追加し反発性を追求、厚みも増やしてクッション性を向上させています。
アウトソールは前作同様にアシックスグリップを使用しており、濡れた路面に対してもグリップ力を発揮してくれます。
「マジックスピード4」の特徴とメリット
それでは市民ランナーがおさえておきたい、前作「マジックスピード3」からの主な改良点3つについて説明します。
特徴①:クッション性が格段にアップ
ミッドソールの厚みが、前作から約5mm増加しました。
メンズは、43.5mm(ヒール)と35.5mm(フォアフット)、明らかな厚底シューズに変化していますね。
これまでのマジックスピードにはクッション性を期待していませんでしたが、今回は見るからにクッション性に期待が持てます。
長時間の使用にも耐えれそうです。
特徴②:FF TURBOの採用
前作は二層のFF BLAST PLUSの間にカーボンプレートを挟み込む構造をしていました。
今回は、それらに加えて前足部に反発性の優れたFF TURBOが新たに追加、蹴り出し時の反発性が向上しています。
特徴③:アッパーはエンジニアードメッシュに戻る
前作はモーションラップアッパーで軽量かつ通気性を売りにしていましたが、今回はエンジニアードメッシュとなり前々作「マジックスピード2」と同じ材質に戻っています。
過度な軽量を売りにすることは止めたみたいですね。
エンジニアードメッシュに戻しましたが、編み目を工夫することで必要な強度と通気性のバランスをとっています。
実際に履いてみた感想
それでは実際にマジックスピード4を履いて、走ってみた感想をお伝えします。
感想①:クッション感が抜群
シューズを履いたファーストインプレッションは、視界が一段高い!
前作「マジックスピード3」より自分の身長が大きくなった感じがしました。
その場でジャンプしてみるだけで、かなりのクッションを感じます。
長時間の使用にも問題なさそうです。
フルマラソンで後半まで脚をもたすためにクッション性は欲しいと思っていたので、レース用としてこの改良はGOODです。
感想②:スピードが簡単に出せてしまう
マジックスピード4は、特に速いペースでのランニングで優れた応答性を発揮するシューズです。
ミッドソールのFF Turboフォームが走行中の反発力を高め、スピードを求めるランナーにとって非常に魅力的なシューズに改良されました。
前足部を潰すようなイメージで進むと、強力な反発力を感じることができます。
普段のキロ5分ペースで走っているつもりが、自然とキロ4分台に突入しており反発力の強さにびっくりしました。
同じリズムで走っていても、勝手に歩幅が増えておりペースが上がります。
普段のジョグ用シューズと比べて、キロあたり20~30秒ぐらいペースが自然と上がります。
気持ちよくペースが上がる感じが最高です。
ただし、ゆっくりとしたペースではシューズがやや硬めに感じられることもあるため、用途としてはスピードトレーニングやレース用が適しています。
クッション性が増したことで脚への負担が感じにくくなったので、スピード練習用としてどんどん使っていきたいと考えています。
感想③:不安定感は少し気になる
今回のシューズに感じた不安要素として、不安定感が少し気になりました。
厚みが増えることによる不安定感が増しており、広めの前足部が安定感を持たせる感じになっていますが、中足部のプラットフォームが若干狭くなっており、不安定に感じました。
これが長時間の使用にどう影響するのか、今後検証が必要です。
スポンサーリンク
まとめ
今回新しく発売された「マジックスピード4」について、シューズの特徴や実際に使用した感想を紹介させていただきました。
「マジックスピード4」の主な特徴は以下になります。
- ミッドソールの厚みが増え、クッション性が大幅向上
- ミッドソールに反発力の高い素材を追加し、反発性もアップ
- 前作のスピード仕様からは、一般的な市民ランナー向けに戻ってきた感じ
- 価格は前作からは2,000円ほどアップ
「マジックスピード4」は、一般的な市民ランナーがレースに使用するカーボンプレート入りランニングシューズとして最初の選択肢になるのではないでしょうか。
フルマラソンでタイム更新を意識し始めた方は、ぜひお試しいただきたい。
結論、「マジックスピード4」には大満足しています。
おすすめ度はこんな感じ
ランナーレベル | おすすめ度 |
---|---|
初心者ランナー | |
サブ5ランナー | |
サブ4ランナー |
ぜひこのシューズで自己ベスト更新を狙っていきましょう。
「マジックスピード4」は以下から購入可能です。
コメント