アラフォーになりダイエット目的でランニングを始めた結果、今ではランニングが目的となったくまぞうといいます。
ランニングタイツについて、「できれば安く済ませたい!」(と思っている私)。機能は良いけど、買い替えるたびに高いと思ってしまう。
そこで今回は、コスパ優先し、ワークマンのレギンスはランニングタイツとしての必要最低限の機能は備わっているのか&代用できるのか、CW-X製との比較検証を、わかりやすく解説させて頂きます。
ランニングタイツを購入検討されている方のよくある疑問、
こんな疑問について、解説していきます!
割安なランニングタイツ(レギンス)は機能的に満足できるのかを実際に購入し、試してみました。その比較検証をレポートさせていただきます。
皆様の購入の一助になれば幸いです。
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ランニングタイツの概要
ランニングタイツとは、一般的なタイツと同じく肌に密着する履き物に、各メーカーが様々な機能をもたせたものです。ランニングタイツの効果としては、ケガの予防や筋肉疲労の軽減などがあります。機能や効果は各メーカーが色々と謳っています。
▼ランニングタイツの詳しい説明は以下の記事をご覧ください▼
今回は「ワークマン Action Saveフルレギンス」と「CW-X エキスパートモデル クール」で比較を行いました。
比較するポイント
体が衰えていく中高年ランナーを対象とし、ランニングタイツに期待したい機能(と価格)として、以下の項目を比較項目とします。
<比較項目>
- 価格
- コンプレッション感(着圧効果)
- サポート性能
- その他付加機能
比較するランニングタイツの紹介
❶〔ワークマン〕Action Saveフルレギンス
ワークマンのフルレギンス、「Action Saveフルレギンス」から紹介。ワークマンがスポーツやトレーニング用に開発しているオリジナルブランドFind-Outの一品。
まず価格は1,500円。安い!
一般的なランニングタイツと比べると、一桁オーダーが違う感じ。
機能詳細
では、ランニングタイツとしての機能はどうでしょうか。機能面をチェックします。
オフィシャルで謳われている機能は次の4つ
①吸汗速乾
②UVカット
③軽量
④コンプレッション
スポーツ用というのもあり、コンプレッションや吸汗速乾の機能はあるので、「負荷の小さい場合は問題なく使えるのでは」、という期待感はありますね。
一方で、中高年ランナーが期待したい関節や筋肉のサポート機能は特に謳われていませんでした。ランニング専用に設計されているものではなさそうなので、サポート機能への期待は厳しい感じがします。
タイツと命名していないのも、そういうところからなのでしょうか。
Action Saveフルレギンスを使用しての感想
では、実際に履いた感じについてレビューします。
伸縮性はあるので、そこそこのコンプレッション感はあります。ただ、コンプレッション感は脚全体が同じようなレベルで締め付けられる感じです。
”フル”レギンスなので、UVカットや防風性、保温性はありますね。
一方でランニングにおける、膝回りや股関節回りを特にサポートしてくれているという感じは無し。
次にランニング中。走っていると筋肉は若干振られます。コンプレッションは、やはり弱いです。ペースを上げなければあまり気にはならないので、軽めのジョグぐらいであれば問題ないと思います。
私が一番気にする膝回りのサポートについては、効果を全く感じないので長時間のランニングには使用しませんでした。
またこれら以外で、走っていて一番気になったのは、お腹回りが徐々にずれ下がるというところ。本製品は胴回りはゴムのみでドローコードとかはなく、着地の衝撃で少しずつ下がってくるのが気になりました。
❷〔CX-W〕エキスパートモデル クール
比較するCW-Xのランニングタイツ「CW-X エキスパートモデル クール」です。
価格は13,200円(税込)。まあ、いいお値段しますね。
機能詳細
まずはサポート機能。CW-Xの独自のテーピング原理で、着地の衝撃からひざを守る、としっかり謳われています。サポート部位も、股関節、ふともも、ひざ、ふくらはぎ、とランニングには申し分ないフルサポート。
コンプレッションについても、CW-X独自の段階着圧ということで、血行促進や筋肉のサポートにより、疲労軽減が期待できます。
上記以外の機能として、以下の機能も謳われています。
①吸汗速乾
②UVカット(カット率90%以上)
③ストレッチ
④接触冷感
エキスパートモデル クールを使用しての感想
こちらも実際に履いた感じをレビューします。
まず、足を通したところから圧を感じます。ふくらはぎのあたりは程よく締め付けられる感じがあり、いい感じ。履き終わるとコンプレッションとは別に、特にひざ回りが伸ばされすぎないようにサポートされている感覚があります。
次にランニング中。タイトに締め付けられているので、どんなペースで走っても筋肉が振られ気になるということは全くありません。疲労軽減に効果が高いのではないでしょうか。
私が一番良いを感じたのは、長時間ランニングをした後のダメージの違いです。ランニングタイツを着用する前は、長時間走ると、まず膝が痛くなっていました。このランニングタイツを着用してからは、膝周りに痛みがでることは大きく減り、長時間のランニングを後遺症なく、こなせるようになっています。
また翌日以降の疲労の残り方も軽減されています。土曜日に距離走をすると、日曜日は疲れて走る気にならなかったものですが、ランニングタイツ着用してからは週末は二日続けての練習を普通にこなしています。
検証項目の比較表
それぞれの検証項目をまとめると、以下の表のとおりです。
メーカー/商品名 | 〔ワークマン〕 Action Saveフルレギンス | 〔CW-X〕 エキスパートモデル クール |
---|---|---|
価格 | ¥1,500 | ¥13,200 |
コンプレッション感 | △ | 〇 |
サポート機能 | × | 〇 |
その他機能 | 吸汗速乾 UVカット 軽量 | 吸汗速乾 UVカット ストレッチ 接触冷感 |
こんなあなたへは、これがおすすめ!
ワークマンのお安いランニングタイツ(レギンス)はランニングタイツとして使えるのかの比較検証を行った結果を踏まえた上で、おすすめを提案させていただきます。
ワークマンのランニングタイツ(レギンス)をおすすめする方
なんといっても魅力は価格。ランニングにおけるしっかりとしたサポートは要らないけど、脚はとりあえず覆っておきたいと考える方は、「ワークマン Action Saveフルレギンス」をおすすめします。
ランニングに特化はしていませんがスポーツ用途ではあるので、レベルの高いサポート機能を求めないのであれば普通に使える商品です。
トレランとかでできれば肌は隠したいけど、木の枝に引っかかったときの破れが気になる場合は、
まずはタイツ(レギンス)を試したいという方に、最初の一品としておすすめします。
私は、ゆっくりめのジョグなど負荷の少ない練習メニューの時に使用するようにしています。
ご購入はワークマンの店舗もしくは、以下のワークマン オンラインストアよりお求めください。
Action Save(アクションセーブ)フルレギンス
CW-Xのランニングタイツをおススメする方
こちらの魅力はランニングなどに専用設計されているサポート機能だと思います。ランニングにおける疲労やケガのリスクを軽減したいと考える方におすすめします。
高負荷の練習メニューであるほど、サポートをしっかりしてくれるランニングタイツがあるだけで、練習でのケガに対する不安感もなくなり集中して取り組むことができます。
またランニング始めたてで筋肉がしっかりついてなかったり、加齢で筋力の衰えを感じる方々が、タイツでサポートしてほしいと考えるのであれば、しっかりとサポートしてくれるランニングタイツを選択しないといけないですね。
まとめ
今回は「ワークマン Action Saveフルレギンス」がランニングタイツの代用として使えるのかを検証しました。結論としては、ランニングタイツの完全代用は不可だと思います。やはりランニングに向けて専用設計されたタイツとはサポートのレベルが違いすぎました。
しかし、コストはやっぱり魅力的です。本命のランニングタイツの寿命を延ばす目的として、軽い練習の時に限定して使うというやり方はありかな、と思いました。
みなさんのランニングタイツに求める機能や、どこまで機能面を譲歩できるかで「ワークマン Action Saveフルレギンス」の購入をご検討ください。
機能面で譲歩が難しいと悩むのであれば、値段は張りますがしっかりと設計されたメーカーのランニングタイツを購入する方がいい、というのが私の考えです。
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