
ランニング初心者にもおすすめ!
2025年6月に登場した【アシックス GEL-KAYANO 32】の魅力を、実際に走って確かめたレビューとともにお届けします!
ランニングシューズ「ゲルカヤノ32」を購入検討されている方のよくある疑問、
- 「ゲルカヤノ32」の特徴や前作からの改良点は?
- 実際の仕上がりはどんな感じ?
- おすすめの使用用途は?
こんな疑問について、解説していきます!
アシックスの長距離向け安定系モデルとして定番の「カヤノ」シリーズ
今回のモデルチェンジでは、ミッドソールの刷新、ドロップの見直し、かかと部へのPureGEL搭載など、安定性をキープしつつもよりソフトで快適な走りを実現しました
特に長距離走やLSD、フルマラソンを視野に入れた設計は、これから走力を伸ばしたいランナーや、ケガ予防を重視しながら安心して走りたい方にとって魅力的な一足です

ゲルカヤノシリーズは、私のLSDの定番シューズ!
耐久性が高く1000km以上は余裕にもつので、毎回お世話になっています
皆様の購入の一助になれば幸いです
今回紹介する「ゲルカヤノ32」は以下から購入可能です




ゲルカヤノ32の基本情報


2025年6月、今回ご紹介する「ゲルカヤノ32」が発売されました
「ゲルカヤノ32」の基本スペックがこちら
- 幅は3種類(STANDARD、EXTRA WIDE、NARROW)
- サイズはメンズ24.5cm~32.0cm、レディース22.5cm~26.5cm
- 重量 300g(メンズ27cm)
- 価格 22,000円(税込)
主な特徴としては、以下とのこと
アシックス公式HPより
- 安定性を追求
- よりやわらかく
- よりフィットして
安定性とクッション性を高次元で両立した、次世代の“守ってくれる”ランニングシューズです
次の章より詳しく解説していきます
ゲルカヤノ32の特徴とメリット


「ゲルカヤノ32」は、安定性とクッション性を高い次元で両立した“守ってくれる”シューズとして、ランナーから高い評価を集めています
前作からの進化として、以下のような技術的な特徴と、それによって得られるメリットがあります
特徴①:進化した安定機構「4D GUIDANCE SYSTEM」でフォームのブレを抑える


ゲルカヤノ30から実装された「4Dガイダンスシステム」
ゲルカヤノ31に引き続き、本作も同様に実装されています
足の着地から蹴り出しまで、4方向(横・縦・上下・回転)からのブレを制御してくれます
フルマラソンやLSDなどの長時間ランでもフォームを崩しにくい特徴を持っています
特にオーバープロネーション傾向のランナーや、疲労時にフォームが崩れやすい方におすすめです
特徴②:クッション性の向上(FF BLAST PLUS & PureGEL)
前足部に2mm追加されたミッドソールで着地の衝撃吸収がよりソフトになりました
軽量・高反発のFF BLAST PLUSを全面採用しています
また前作同様にかかとにPureGELを内蔵し、ヒール着地時の負担を軽減してくれます
特徴③:ドロップ変更による滑らかな走行感


前作の10mmから8mmドロップに変更となりました
このわずかな変化によって、より自然な接地感と滑らかな重心移動が実現されています
ゲルカヤノ32を実際に履いてみた感想


それでは実際に「ゲルカヤノ32」を履いた感想です
感想①:安定性をキープしつつも、クッション性が少し増した感じ
「4D Guidance System」により、オーバープロネーション(足の内側への倒れ込み)を自然に抑制してくれる機能は前作と同等
長時間のランニングで疲れてきても、足元をブレずに支えてくれます
加えて前作よりクッション感が増しています
FF BLAST PLUSを全面に搭載し、前足部の厚みも2mm増した影響だと思いますが、長距離のランニングにおいてはありがたい改良点です
ただクッション性を追求しているモデルと比較すると、そこまでのクッション性はありません
ゲルカヤノの最大の特徴は、やはりしっかりとした安定感です
感想②:フィット感は非常に良い
「ゲルカヤノ32」も前作同様フィット感はよかったです
シュータンは前作から薄くなっており、甲のかたちによりぴったりとフィットしてくれます
締め付け過ぎる必要がないので、長時間の使用でもストレスに感じることはありません
感想③:スピードは乗りにくい
GEL-KAYANO 32は安定性とクッション性を最優先した設計のため、スピード走行時の推進力や反発感は控えめです
着地から蹴り出しまでの動きは非常に安定している一方、ソールの反応は柔らかくマイルドで、弾むような加速感は得にくい構造になっています
そのため、スピード練習やレースペースでのランニングでは、重量感と反応の穏やかさがネックになる場合があります
安定性を重視するジョグやLSDには適していますが、テンポ走やインターバルなど俊敏性を求めるトレーニングでは物足りなさを感じると思います
サイズ感について
私は28.0cm、足幅2E~3Eのシューズを履くことが多いですが、今回も28.0㎝のSTANDARDを購入し、サイズ感は前作同様にややきつめでした
前作を履かれている方は同じサイズを選ばれて問題ないと思います
耐久性レビュー
別途記事を更新します
まとめ
GEL-KAYANO 32は、「ただ硬いだけの安定系」ではなく、柔らかく・滑らかで・疲れにくいという、現代のランナーが求める機能を高次元で融合させたモデルです
特に、「安心して長く走りたい」初心者〜サブ5ランナーにとって、理想的な一足といえるでしょう
「ゲルカヤノ32」の主な特徴は以下になります
- 長時間走ってもブレない抜群の安定性
- ソフトだが走りを邪魔しないクッション性
- ドロップ10mm→8mmへ変更で、よりスムーズな重心移動と自然な走り心地



でも価格がまた上がってしまったのは残念
マラソンをするためにはどうしても必要となる長い距離の走り込み
そんなLSDや距離走にもってこいのシューズの代表格だと思います
- 長距離の走り込み用として、安定性とクッション性を兼ね備えたシューズを探している方
- 過剰な内側への倒れ込み(オーバープロネーション)を抑えたい方
- ランニング初心者や膝や腰に爆弾を抱えている方
- 耐久性のあるシューズを探している方



結論、「ゲルカヤノ32」は満足です
おすすめ度はこんな感じ
ランナーレベル | おすすめ度 |
---|---|
初心者ランナー | |
サブ5ランナー | |
サブ4ランナー |
「ゲルカヤノ32」は以下から購入可能です




おまけ
ゲルカヤノ32は進化はしていますが、正直なところ前作からのマイナーチェンジの位置づけと感じています
少しでも費用を抑えたい方は型落ちで価格の下がっている「ゲルカヤノ31」を選択されるのもよいと思います
▼ゲルカヤノ31の詳しい説明は以下の記事をご覧ください▼






▼フルマラソンでサブ4を狙う詳しい説明は以下の記事をご覧ください▼


▼初心者がまず揃えるべきランニングギアは以下の記事をご覧ください▼

