【大会レポート】京都マラソン2025|応援と景色に背中を押される至福の42.195km!走れば京都がもっと好きになる

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フルマラソンへの挑戦を考えているランナーの皆さん、こんにちは!
今回は私が初めて参加した「京都マラソン」のレポートをお届けします

京都マラソンは、日本有数の観光地・京都を舞台に開催される人気の大会です
世界遺産や歴史的な名所を巡るコース設定や、熱い沿道応援が特徴で、多くのランナーにとって憧れのレースの一つとなっています

数年間の落選を経て、今回、私はこの京都マラソンにようやく参加する機会を得ました
全国各地からランナーが集まるこの大会は、フルマラソンとしての挑戦だけでなく、「京都の街を走る」という特別な体験ができる点でも魅力的です
初めての参加だったため、コースの高低差や大会の雰囲気など不安な点もありましたが、実際に走ってみると、それ以上に楽しさと感動が詰まった素晴らしい大会でした

本記事では、京都マラソンの コースの特徴、大会の雰囲気、そして魅力 について詳しく紹介し、これから参加を検討している方の不安を解消できるような情報をお届けします
最後に少しだけ私自身のレースの振り返りも交えますので、ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです

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目次

京都マラソンの大会概要

京都マラソンは、京都府京都市で毎年2月に開催されるマラソン大会

種目はフルマラソン、ペア駅伝、車いす競技、オンラインマラソンが開催されます
フルマラソンの定員は16,000人と規模の大きな大会です

フルマラソンの制限時間は6時間と一般的な設定になっており、途中8か所の関門が設定されています
アップダウンもそこそこあり、意外とタフなコースです

出典:京都マラソン公式HP

京都マラソンの魅力

京都マラソンは、単なるフルマラソンではなく、「京都の街を走る特別な体験ができる大会」としての魅力があります
風光明媚なコース、美しい歴史的景観、そして京都ならではのおもてなしが、他の大会にはない魅力を生み出しています

①京都の名所を巡るコース

京都マラソンの大きな魅力の一つは、世界遺産や歴史的な名所を巡りながら走れること です
スタート後すぐに嵐山を通り、金閣寺、上賀茂神社、南禅寺、平安神宮など、日本を代表する観光スポットの近くを駆け抜けます
観光客として訪れるのとはまた違った視点で、歴史ある街並みを体感できるのは、京都マラソンならではの魅力です

特に印象的だったのは 鴨川沿いのコース です
30km付近の苦しくなるところ、河川敷に降りコースは狭くなりますが、地元の方々が応援で後押ししてくれるこの大会の温かさを象徴するシーンの一つでした

②京都ならではの「おもてなし」

エイドや沿道の応援には、京都らしさが随所に感じられました
おもてなしエイドでは、京都の名物を味わえる給食 が用意されており、レース中にもかかわらず「ちょっと食べてみたい!」と思うような魅力的な補給が並んでいました

さらに、ボランティアや沿道の応援の方々の優しさも、この大会の大きな魅力です
京都ならではの品のある応援や、地域密着型の温かい声援が、走る力を与えてくれます

くまぞう

植物園内を走るコースの途中では、舞妓さんの応援もあります

③観光を兼ねて参加できる楽しさ

京都マラソンは、レース前後で観光を楽しめるのも大きな魅力 です
レース前日は、受付ついでに清水寺や伏見稲荷大社などを訪れることができ、大会後は温泉や美味しいグルメを満喫することも可能です

くまぞう

ですが前日に盛り上がり過ぎるのは控えましょう
はじけるのはレースをやり切ったあとで

また、京都マラソンの開催時期は2月
寒さはありますが、比較的走りやすい気候であることもポイントです
運が良ければ、雪化粧の京都を楽しみながら走れる年があるかもしれません

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コースの特徴

京都マラソンのコースは、たけびしスタジアム京都をスタートし、京都市内の主要観光地を巡りながら平安神宮前でフィニッシュするルートです
京都の歴史と文化を感じながら走ることができる点が大きな魅力ですが、コースの特徴として 高低差があること も押さえておくべきポイントの一つです

前半戦(スタート〜15km)

序盤は比較的フラットな道が続きます
スタート直後はたけびしスタジアム京都から四条通に向かい、嵐山や渡月橋を眺めながら走る 区間が特徴的です
ここは観光地としても人気のエリアで、沿道の景色が美しく、ランナーのテンションが一気に上がるポイントです

10km過ぎから「前半の山場」とも言える 長い上り坂 が待っています
特に西大路通りから仁和寺・龍安寺方面へ向かう区間はじわじわとした上りが続き、脚に負担がかかるためペース配分に注意が必要です

くまぞう

まだ元気な序盤!上りも頑張れちゃいますが後半に響くのでここは抑えて無理をしないペースで淡々と進みましょう

中盤戦(15km〜30km)

この区間は比較的フラットな道が多く、リズムよく走りやすいポイントです
金閣寺や北山通り を経て、鴨川沿いへと進むルートとなっており、京都らしい景色を楽しみながら走ることができます
特に鴨川沿いの区間(25km〜30km付近)は視界が開けており、開放感を味わえる一方で 風の影響を受けやすい 場所でもあります
風が強い日は体力を消耗しやすいので、無理にペースを上げすぎないことがポイントです

くまぞう

中盤は何か所か折り返しがあります
ランナー同士のエールの掛け合いで元気をもらえます

後半戦(30km~ゴール)

30kmを過ぎると、いよいよ終盤戦
この辺りから脚の疲労が蓄積し始め、ペース維持が難しくなってきます
そして、35km地点付近で最大の難所となる上り坂 が現れます
多くのランナーがペースダウンするポイントです

「ここで歩かないことが完走のカギ」と言う人も多く、気持ちの面でも強い意志が求められます
上りを乗り越えた後は、比較的下り基調ですが、疲労が残っていると下りでもペースを上げるのが難しい のがこの大会の特徴です

また、平安神宮前のゴール手前は多くの観客が詰めかけ、応援の声援がゴールに向かう最後の力を与えてくれる 場面でもあります

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京都マラソンの雰囲気

京都マラソンは、 沿道の応援が非常に温かく、街全体でランナーを歓迎してくれる大会 です
特に京都らしさを感じられる応援やボランティアのサポートが印象的でした

沿道の応援

コース全体を通して、途切れることのない応援があります
地元の方々が「がんばれー!」と声をかけてくれるのはもちろん、子どもたちがハイタッチを求めてくる場面も多く、心が温まる瞬間がたくさんありました

また、大学の吹奏楽部や和太鼓のパフォーマンスもあり、走っていて気持ちが乗るポイントが随所にあります
特に、京都ならではの 舞妓さんの応援団 や、仁和寺のお寺の住職さんの応援は、有名です

くまぞう

レース全体通しての温かい応援、ありがとうございました!

エイドの充実度

エイドステーションは適切な間隔で配置されており、水やスポーツドリンクはもちろん、バナナやあんぱんなど補給食も充実していました

京都マラソンならではの特色として、地元の名物を提供する「おもてなしエイド」もあり、走りながら京都の味を楽しめるのが魅力的でした

くまぞう

エイドを目的に走るのもアリです!

運営のスムーズさ

大会運営も非常にスムーズで、スタートエリアの誘導やトイレの配置、ゴール後の動線もストレスなく進めることができました
ボランティアスタッフの方々も親切で、ランナーが快適に走れるようサポートしてくれる姿が印象的でした

一か所不満があるとしたら、レース後の荷物受け取りの混雑度
同じぐらいのレベルの人が一斉にゴールしたからなのか、自分の手荷物トラックの番号のところだけが大渋滞でした
もう少しばらける様に振り分けてくれたらいいのに、と思いました

まとめ

京都マラソンは、ただのフルマラソンではなく、「京都の街を全身で感じられる特別な大会」でした
世界遺産や歴史的な名所を巡るコース、温かい沿道の応援、そして京都ならではのおもてなしが、走る楽しさを一層引き立ててくれます

ただし、アップダウンのあるコースのため、ペース配分や坂道対策は重要です
特に35km付近の上り坂は後半の大きな関門となるため、前半で無理をしすぎず、しっかりとエネルギーを温存することが完走のカギ になるでしょう

また、京都マラソンはレース前後の観光も楽しめるのが魅力の一つ
レース後に京都の美味しい食べ物や温泉で疲れを癒すのも、この大会の醍醐味です

くまぞう

京都マラソンは、ぜひ参加してほしいマラソン大会の一つです
勝手な評価は以下のような感じ

判定基準点数
コース
エイド
大会運営
参加しやすさ
大会の雰囲気

<判定基準>
コース:走りやすさ、アップダウン、景観など
エイド:エイドの間隔や規模、補給食の種類や地元感
大会運営:全体的なスムーズさ、トイレ&荷物預かり&更衣室
参加しやすさ:費用、会場までのアクセス性
大会の雰囲気:沿道の応援や盛り上がり、サポート体制

これから京都マラソンに挑戦する方は、京都ならではの景色や雰囲気を楽しみながら、自分なりのペースで走ることを大切にしてください
きっと、素晴らしい経験になるはずです!

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個人的なレースの振り返り

今回の京都マラソンはキロ4分50秒から5分のイーブンペースを刻み、いけるところまで粘るというレースプラン
あわよくばサブ3.5を狙うのが目標
ただアップダウンのあるコースなので、記録はちょっと厳しいかなという感じは持っていました

結果は、3時間34分でPB更新
サブ3.5には届きませんでしたが、持っている力は出し切れたとは思います

スタート直後の渋滞を抜けてからは一定ペースをキープ、30㎞まではプラン通りで完璧なレース運びができました
ちょっと厳しいと感じる場面も数回訪れましたが、ペースは落とすことなく設定ペースで巡行

そして30㎞からはサブ3.5目指して勝負だ!、とペースアップ
結果、これはよくなかった
ちょっとペースアップするタイミングが早かったですね、、、

快調に飛ばし始めたのもつかの間、35㎞付近でふくらはぎがピクピクするようになり、「やばっ」と思い少しペースダウン
回復を待ちながら数キロ進みましたが、遂に38kmで両足を攣ってしまう

残り4キロは攣って、止まって、伸ばして、走って、また攣るの繰り返し
だいぶ時間かかったかなと思っていましたが、それでも大きくペースを落とすことはなくゴール!

あと少しでサブ3.5という惜しさはありますが、それよりやりきれたと感じた大会となりました
次の板橋では2025年の目標サブ3.5達成を目指したいと思います

▼フルマラソンでサブ4を狙う詳しい説明は以下の記事をご覧ください▼

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