今回は、2024年6月発売された【asics Fuji Lite 5】について、初心者のトレイルランナーに向けてわかりやすく、解説させて頂きます。
ランニングシューズ「Fuji Lite 5」を購入検討されている方のよくある疑問、
こんな疑問について、解説していきます!
トレイルランニングシューズを選ぶ上で、軽量性、グリップ力、クッション性は欠かせない要素です。
しかし、機能性を求めたシューズはどうしても値段が高くなりがちです。
コスパの良いトレイルランニングシューズを探している方も多いのではないでしょうか。
私自身もその一人で、レース用ではなく日々のトレーニングに使うコスパのよいシューズはないかと探していました。
そんな中で目についたのが、今回ご紹介するasicsの「Fuji Lite 5」です。
Fuji Liteシリーズは、バランスの良さから多くのランナーに支持されているとのこと。
そして、最新モデルの「Fuji Lite 5」では、機能性がさらに進化しているということで、実際に試してみることにしました。
本記事では、Fuji Lite 5がどのように改良されたのか、その機能性を徹底的に解説し、実際の使用感をもとにレビューしていきます。
特に、どんな地形やシーンでそのポテンシャルを発揮するのかを詳しく紹介し、あなたがこのシューズを選ぶべきかどうかの判断材料となる情報をお届けします。
これからトレイルランニングを始めようとしている方や、より良いシューズを探している中級者、上級者ランナーまで、幅広い読者にとって役立つ内容となるはずです。
では、さっそくFuji Lite 5の進化した機能性を詳しく見ていきましょう。
皆様の購入の一助になれば幸いです。
今回紹介する「Fuji Lite 5」は以下から購入可能です。
Fuji Lite 5の基本情報
2024年6月、今回ご紹介する「Fuji Lite 5」が発売されました。
「Fuji Lite 5」の基本スペックがこちら。
・幅は1種類(レギュラー(2E相当))
・サイズはメンズのみ24.5cm~32.0cm
・重量 約261g(メンズ27cm)
・価格 14,300円(税込)
主な特徴としては、以下とのこと。
asics公式HPより
- 軽量性とトラクションを実現
- フィット感を高めるシューレースアイレット構造
- FF BLASTクッショニングをミッドソールに配置し、衝撃を緩衝
- アウトソールは、濡れた路面の不整地でも優れたトラクションを発揮
トレイルランニングに求められる基本的な要素は最低限は確保されているかなという感じ。
実際に検証してみる必要がありそうです。
次の章より詳しく解説していきます。
Fuji Lite 5の特徴とメリット
「Fuji Lite 5」の主な技術的特徴と、それによってもたらされるメリットを解説します。
特徴①:グリップ力が向上
トレイルランニングにおいて、グリップ力は安全性を左右する最も重要なポイントです。
「FujiLite 5」では、アウトソールのパターンが改良され、湿った地面や砂利道、岩場といった様々な地形でもしっかりと地面を捉えることができます。
このため、滑りやすい状況でも安定した走行が可能です。
ラグの高さは前作と同様の5mm。
ロード区間を走る時はちょっと凸凹した感じがありますが、トレイルでは抜群のグリップ力を発揮してくれます。
ラグの間隔も広く、泥や小石などが詰まることなくしっかり排出されるので、多様な地面で効果的に使用できます。
一方ラグの形状はやや緩やかな傾斜になっています。
地面に食いついて欲しいようなケースでは少し不安を感じます。
特徴②:軽量化
「FujiLite 5」は前モデルと比較して軽量化が図られており、長時間のトレイルランニングでも足の負担を軽減する設計になっています。
特にアップダウンが激しい山道などでは、シューズの軽さが重要な要素となります。
また初心者にとっては、長時間の走行でも足が疲れにくくなるため、トレイルランニングに慣れる過程で非常に役立ちます。
特徴③:クッション性とサポート力が強化
長距離のトレイルや硬い地面を走る際、足への衝撃を和らげるクッション性が重要になります。
「FujiLite 5」は適度なクッション性を持ちながらも、地面をしっかり感じ取れるバランスの取れた設計です。
Fuji Lite 5を実際に履いてみた感想
それでは実際に「Fuji Lite 5」を履いた感想をお伝えします。
感想①:足当たりは良いが、シューズ全体が柔らかい感じ
シューズを履いて最初に感じたことは、優しいフィット感。
足当たりは非常に良いですね。
快適に走ることができます。
一方、シューズ全体としては柔らかいです。
シューズが容易に変形するので、自分の思いどおりに足を動かす感覚が持てますが、逆に岩場などの不安定なサーフェスを走る際は着地に気を配らないと足をくねりそうになります。
感想②:グリップ力はそこそこ
グリップ力はそこそこありますが、非常に高いという感じはありませんでした。
走れるトレイルでは何も不自由を感じませんでしたが、急斜面の下りではグリップ力を信じてスピードに乗る走りはあまりできそうにありませんでした。
これまでトレランシューズはグリップ力を最優先で選んでいたので若干物足りなさを感じますが、コストを考えるとこんなもんかな、といった感じ
感想③:安定感を維持しつつも衝撃吸収性もある
ミッドソールのFF Blastが、適度な衝撃吸収性をもたらしてくれている感じです。
厚みが少ない割には、一定量の衝撃吸収をしてくれる感じがありました。
厚みが少ないことでシューズの安定性はいい感じですね。
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サイズ感について
私は28.0cm、足幅2E~3Eのシューズを履くことが多いですが、今回も28.0㎝を購入し、サイズ感はジャストフィットでした。
耐久性について
継続調査し、後日報告します。
まとめ
今回新しく発売された「Fuji Lite 5」について、シューズの特徴や実際に使用した感想を紹介させていただきました。
「Fuji Lite 5」の主な特徴は以下になります。
- 軽量性、グリップ力、クッション性がバランス良く強化された
- シューズが柔らかくコントロールしやすいが、くねるリスクもある
- 走れるシューズ
- コスパ良し
Fuji Lite 5は、トレイルランニングを楽しむランナーにとって、価格も含めて非常にバランスの取れたシューズだと思います。
一つ一つの機能が優れているというわけではないですが、この価格でトレランに必要な機能を一定レベルで満足しており、非常にコスパのよいシューズだと思います。
結論、「Fuji Lite 5」は満足です。
私はメイン用途を練習用として使用していくつもりです。
「Fuji Lite 5」は以下から購入可能です。