【大会レポート】第10回赤城の森トレイルラン|避暑地レースとなるはずが暑く、しかもかなり走らされるタフなコース

赤城の森トレイルラン2025

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夏本番、標高の涼風が心地よい群馬県昭和村
2025年8月17日、第10回を迎える「赤城の森トレイルラン」が開催されました

木漏れ日の差す林間や澄んだ高原の空気、ゆるやかなアップダウンを織り交ぜたトレイルコースが、真夏の暑さを忘れさせてくれる心地よい舞台になるはずだったのですが…

当日は晴天にも恵まれ気温は上昇
林道がメインで走らされるコース設定
期待していたほど簡単なレースではありませんでした

今回は実際に走ってみた感想や、コースの特徴、当日の雰囲気について詳しくレポートしていきます
これから参加を検討している方の参考になれば嬉しいです!

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目次

赤城の森トレイルランの特徴

「赤城の森トレイルラン」は、群馬県昭和村で毎年夏に開催されるトレイルランニング大会です
標高約800mの横浜市少年自然の家「赤城林間学園」を拠点に開催されました

第10回大会となった今回、上級コースが大きくコース変更されました

赤城の森トレイルランのコース設定や特徴

この大会の大きな特徴は、高原の涼しさと走りごたえのあるコース設計です
上級コース(約32km)は昭和村の最高峰・船ヶ鼻山(標高1,466m)を越えるルートで、累積標高をしっかり感じられる本格派コースに進化

中級コース(約20km)は激しい登りを避けた設計で、トレラン初心者でも挑戦しやすい内容になっています

また、夏場の大会でありながら、コースの大部分は森林に覆われており、直射日光を避けながら走れるのも特徴のひとつ
とはいえ、林道が続く区間も多く、コンディション次第では思った以上に体力を消耗するタフなコースです

さらに、参加賞として地元の高原野菜やオリジナルTシャツが用意されており、地域とのつながりも感じられる大会です
前日には宿泊可能な学園施設も利用できるため、遠方からの参加者にも優しい運営がなされています

  • 開催地は群馬県昭和村、赤城林間学園を拠点とした大会
  • 上級(約32km)・中級(約20km)の2コースを用意
  • 上級コースは船ヶ鼻山頂を経由するタフなコース
  • 中級コースは初心者でも挑戦しやすいコース設計
  • 森林に覆われた涼しさが魅力だが、林道区間も多く体力を消耗しやすい
  • 参加賞にオリジナルTシャツと地元の高原野菜
  • 前日宿泊可能な学園施設があり遠方参加にも優しい運営
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上級コースのコース紹介

私は今回、【上級コース】に挑戦しました!

コースの特徴を紹介します

• スタート直後:林間のトレイルを走り、序盤から緩やかなアップで体を慣らす区間

• 中間付近のエイドまで:林道をひたすら上り下りする区間。頑張れば走れるし、走らないといけないパートだが、後半に脚を残せるかもポイント

• 中盤に現れるラスボス:船ヶ鼻山へのアプローチ。標高差を一気に稼ぐパートで、上級コース最大の難所。急勾配の登りが続き、脚力とメンタルが試される。山頂への途中に視界の開けるところはあるが、山頂からの眺めは無い

• 終盤:山頂から少し下ると林道主体のコースへ。スピードを出しやすい反面、足へのダメージも蓄積するため油断できない

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当日レポート&リアルレビュー

レース前の会場の雰囲気

朝7:30、会場入り
徐々に参加者が集まり始めています

開会式は9時のため、しばらくは車で休憩、準備を進める

当日は朝から快晴
気温も高くなってきており、水分補給も重要になりそう

レース前半戦|ずっと林道を上ったり下ったり

AM9:15いよいよスタート
スタート直後の上りで若干渋滞しますが、しばらくするとランナーはばらけ始め、走れるようになります

コース前半はずっと林道でペースは上げやすい
コースの幅もあり、前のランナーを抜こうと思えばいつでも抜ける状態が続きます

レース後半に新設された大きなピークがあるので脚は温存しておきたく、どこまでペースを上げてよいのか悩みどころでした
走れる区間が多いのでペースを落とすと一気に順位は下がります

脚への負担を抑えながらもスピードはある程度出さないといけないのが難しいところ

くまぞう

分かっていても走れるコースだととばしちゃいますけどね

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レース中盤戦|エイドを越えてラスボス船ケ鼻山

林道を上り下りしていたら、この大会唯一のエイドに到着します
エイドが大体中間点になりますが、体は全然余裕

エイドでは水分補給とすいかを頂きリフレッシュ
でもここでの長居は禁物です

エイドのあとはしばらくは下り
気持ちよく走れますが、ここは飛ばしすぎないように
ラスボスへの上りが控えています

上りが始まると、この大会唯一の登山道になります
急登というわけではないので、落ち着いて自分のペースで上れば大丈夫

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レース終盤戦|ほぼ下りでスピードに乗りかっ飛ばす

船ケ鼻山を折り返すと林道の下りが続きます
脚へのダメージを考えながらも、しっかりとスピードが出せます

ここをしっかりと走れないとどんどん順位が落ちてしまうと思います

そしてフィニッシュ!

レース後は参加賞のTシャツと高原野菜を受け取り、かき氷を頂きます

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赤城の森トレイルランをおすすめしたい人

赤城の森トレイルラン大会は、以下のようなランナーに特におすすめだと感じました

  • トレイルラン初心者〜中級者
    林道メインのコースのため、危険な箇所はほとんどありません。普段のロードではなく、ちょっとトレイルを走ってみようかなという方はぴったりの大会です。
  • 夏場にしっかりと走りたい人
    暑いですがそれでも街中に比べると涼しい方。しっかりと走り込みをしたいランナーの方はトレーニングとしてこの大会に出場するのも良いと思います

まとめ|夏場にしっかり走れるトレイルの大会

「赤城の森トレイルラン」は、真夏の開催でありながら高原ということもあり、まだ走れる環境の貴重な大会です
林間や高原の景色を楽しめる一方で、林道主体のパートや急登など走りごたえも十分
決して“楽な避暑地トレイル”ではなく、夏の暑さ対策やペース配分をしっかり考えなければならないコースでした

一方で、参加賞に地元の高原野菜やオリジナルTシャツが配布され、ゴール後にはかき氷といったサービスもあり、地域色や大会運営の温かみを感じられます
ランナーにとって「走る楽しみ」と「地域の魅力」の両方を味わえる、夏らしいイベントだと感じました

これから参加を検討する方にとっては、

  • 暑さ対策(補給・水分管理)
  • 下り・林道区間に対応する脚作り

がカギになると思います

第10回という節目を迎えた本大会
次回以降のコース設定や運営の工夫にも期待したいと思います

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