COROSからGPSランニングウォッチの最上位モデルCOROS PACE Proが発売されたけど、これって買いかな?
ランニングウォッチは安くない投資になるし、失敗したくないよね。
一緒に検証してみよう。
本記事の内容
●COROS PACE Proの機能
●COROS PACE3およびGarmin Forerunner265との機能比較
●COROS PACE Proを買うべき人は?
2024年11月、COROS(カロス)からGPS付ランニングウォッチの最新モデル「COROS PACE Pro」が発売されました。
昨年GarminからCOROSへ乗り換えた私。
そのCOROSの最新作&最上位モデルということで、興味津々。
本記事では、COROS PACE Proの特徴を紹介し、他のランニングウォッチと比較しながら、どういったランナーの方におすすめかを考察したいと思います。
皆様の購入の一助になれば幸いです。
今回紹介する「COROS PACE Pro」は以下から購入可能です。
COROS PACE Proについて
COROSは、最近ランナーの間で人気が出てきているランニングウォッチのメーカー。
今回紹介するCOROS PACE Proは、ランニングウォッチの中で最上位モデルの位置付けになります。
ディスプレイ性能
ディスプレイサイズ:1.3型
解像度:416×416 ピクセル
ディスプレイタイプ:AMOLED
タッチパネル:搭載
ディスプレイは、CORSO史上初めてAMOLEDが採用されました。
AMOLEDによるディスプレイ表示は格段にきれいで、視認性も抜群です。
焦点が合いにくくなってきている中高年ランナーにとっては、ありがたいことこの上無し。
COROS PACE3からは若干ですがディスプレイサイズも大きくなっており、こちらも視認性向上に一役かっています。
GPS機能
二周波GPSモードを搭載し、より正確な位置情報とルート追跡が可能になりました。
これにより、ビル群や山間部など、従来はGPSの捕捉が困難だったエリアでも高い精度でトレーニングデータを記録できます。
心拍測定機能
最近のランニングウォッチには当たり前のように付いている機能ですが、手首に装着するだけでランニング中の心拍数を測ることができます。
心拍数を知ることで、練習メニューの強度や適性ペースなどを確認し、効率的な練習につなげましょう。
防水機能
防水等級:5 ATM(水深50mに相当する圧力に対応)
適合内容:水しぶき、雨または雪、シャワー、スイミング、
水中への飛び込み、シュノーケリング
こちらもCOROS PACE3と同等の性能です。
ランニングにおいては全く問題ない、防水機能です。
バッテリー性能
スマートウォッチモード:約20日間
GPSモード:約38時間(GPS全システムオン時)
一般の市民ランナーには十分すぎるバッテリー性能。
AMOLEDかつ高機能でこのバッテリーのもち、申し分ありません。
処理速度
COROS史上最速のプロセッサが搭載されました。
メモリの処理速度、通信速度、マップ拡大速度と、これまでより速く処理が可能となっており使っていてストレスを感じることはなくなるではないでしょうか。
COROS PACE3、Forerunner265との比較
では、COROS PACE Proは最適な選択肢になるのでしょうか?
どういった人におすすめか、考察していきたいと思います。
ランニングウォッチの機能面について
スペック比較は次のとおりです。
個人的に初心者ランナーにおすすめのCOROS PACE3と最大手ガーミンのForerunner265との比較を行いました。
項目 | COROS PACE3 | COROS PACE Pro | GARMIN Forerunner 265 |
---|---|---|---|
参考価格 | 33,000円 | 49,940円 | 62,800円 |
サイズ(mm) | 41.9×41.9×11.7 | 46x46x12.25 | 46.1×46.1×12.9 |
重量 | 30g(ナイロンバンドの場合) 39g(シリコンバンドの場合) | 49g(ナイロンバンドの場合) 37g(シリコンバンドの場合) | 47g |
ベゼル材質 | 繊維強化ポリマー | 繊維強化ポリマー | 繊維強化ポリマー |
バンド材質 | シリコン/ナイロン | シリコン/ナイロン | シリコン |
ディスプレイサイズ | 1.2インチ | 1.3インチ | 1.3インチ |
ディスプレイ解像度 | 240×240 | 416×416 | 416×416 |
ディスプレイ種類 | 常時点灯型メモリーLCD | 常時点灯AMOLEDディスプレイ | AMOLED |
防水性能 | 5 ATM | 5 ATM | 5 ATM |
バッテリー (スマートウォッチ時) | 17日間 | 20日間 | 13日間 |
バッテリー (全システムオン時) | 25時間 | 38時間 | 20時間 |
衛星 | GPS、 GLONASS、 Galileo、 Beidou、 QZSS | GPS、 GLONASS、 Galileo、 Beidou、 QZSS | GPS、 GLONASS、 Galileo、 QZSS(みちびき) |
GNSSマルチバンド | (デュアル周波数) | (デュアル周波数) | 〇 |
心拍数計測 | 〇 | 〇 | 〇 |
電子マネー | × | × | 〇 |
音楽再生対応 | 〇 | 〇 | 〇 |
COROS PACE3と比較すると、大きく性能が向上しているのはAMOLEDによる視認性向上とバッテリー性能の向上。
市民ランナーレベルであればCOROS PACE3でもバッテリー性能は十分なため、AMOLEDの視認性向上の費用対効果をどう判断するかになると思います。
COROS PACE3では文字が少し小さい、また長時間走ったあとの夕方には視認しにくい場合がありましたので、+15,000円でそのストレスを回避するかどうか。
AMOLED搭載のランニングウォッチの中では、COROS PACE Proはダントツに安いので、AMOLEDを試したいのであれば買いかなと思います。
中高年ランナーの方は、少し頑張ってAMOLEDにした方が走りに集中できると思いますので是非!
COROS PACE3については、以下の記事もぜひ参考にしてみてください。
まとめ
今回は、COROS PACE Proがランニングウォッチとしてお買い得になるのかを検証してみました。
COROS PACE Proのポイントとしては以下の通りです。
- ランニングウォッチとしての性能は十分すぎる
- 特筆する魅力は、AMOLED搭載のディスプレイの視認性とバッテリー性能
- AMOLED採用のランニングウォッチの中ではコスパ最強
AMOLEDの視認性にどこまでお金を払ってもよいかでCOROS PACE Proが選択肢になると思います。
ランニングウォッチの基本的な性能があれば十分、コスパを最重視するならCOROS PACE ProよりCOROS PACE3。
リーズナブルにAMOLEDの視認性を体感したいのであればCOROS PACE Pro。
そんな感じの結論に至りました。
今回紹介しました「COROS PACE Pro」は以下から購入可能です。
今回性能比較を行ったと「COROS PACE3」と「Forerunner265」は以下から購入できます。
それでは、ランニングウォッチと共に日々のランニングをお楽しみください。
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