ランニングってどの時間帯にやるのがいいのかな?
そうだね。いつランニングをするかによって効果が変わるなら、
効率的な時間帯を選びたいよね。
そんな悩みにお答えします。
本記事の内容
●朝ランニングのメリット・デメリット
●夜ランニングのメリット・デメリット
●ランニングの時間帯を選ぶポイント
ランニング愛好者や初心者ランナーの皆さん、朝と夜、どちらがランニングに最適な時間帯だと思われますか?
意外とランナーたちにとっては、永遠のテーマと言えるかもしれません。
朝の新鮮な空気と静寂が魅力なのか、それとも夜の涼しさや星空が魅力なのか?
体への負担は?パフォーマンスや練習の効果に差があるのか?
またこれらに加え、ランニング時の安全性やモチベーションの維持についても考慮が必要です。
今回の記事では、朝ランニングと夜ランニングを比較し、初心者ランナーに向けたアドバイスを提供します。
いやいや、いつランニングをするかは個人的な好みや日々のスケジュールで決まっちゃうよ、と思われる方も多いかと思います。
そのような一面は実際ありますが、本記事でご紹介する朝ラン・夜ランのメリットを考慮し、目的をもったランニングをすることで皆さんのランニング習慣をより良いものにすることができます。
ぜひ最後までご一読ください。
私は朝ラン・夜ランの特徴を知ることで、練習の目的をより強く意識するようになりました。
朝ランニングと夜ランニングの比較
ランニングをする時間帯には一長一短があります。
それぞれの特徴をおさえておくことは、ランニングを習慣化したり、練習の質を上げるという点で重要です。
朝ランニングのメリット・デメリット
夜ランニングのメリット・デメリット
それぞれの詳しい内容は次からの章で説明するよ!
朝ランニングの魅力と効果
それでは朝ランニングの魅力と効果をより詳しく説明していきます。
継続、習慣化しやすい
これは朝ランニングの一番のメリットだと思っています。
仕事や勉強で毎日忙しい人でも朝の早い時間帯に急な用事が入るということはないでしょう。
予定を立ててしまえばランニングをする or しないは、あとは自分次第。
ほかの人に邪魔されないという点で習慣化しやすいと言えます。
ダイエット(脂肪燃焼)に効果的
朝起きたばかりのときは、体内の血糖値が低くエネルギーが少ない状態です。
糖質よりも脂質を消費しやすい状態にあり、脂肪を効率的に燃焼するのでダイエットに効果的です。
生活リズムが整う
起床し朝日を浴びると体内時計がリセットされます。
このとき生体リズムを調節する役割を持つメラトニンというホルモンが分泌され、約14時間から16時間後に自然と眠気を感じるようになるとも言われており、規則正しい生活リズムを得ることができます。
1日をポジティブにスタートできる
運動をして気分が落ち込む人はいません。
体を動かせば前向きな気持ちになれます。
ほかの人はまだ寝ている中、自分は目的をもってランニングをやり切った。
自己肯定感も爆上がりです。
新鮮な空気で気分◎
朝の澄み切った新鮮な空気を吸いながら体を動かすことは、非常に気持ちがよいものです。
1日を気持ち良くスタートすることができます。
朝ランニングの注意点
朝ランニングをする場合は以下の点に注意しましょう。
ストレッチとウォームアップ
寝起きの体は硬く、筋肉もまだ起きていません。
しっかりと体をほぐさずに走り始めるとケガのリスクが高まります。
朝のランニング前には入念に準備運動を行ってください。
また走り始めから全力ではなく、体が温まるまではゆっくりとペースを上げていくようにしましょう。
水分補給
走る前にコップ一杯の水分を飲むようにしてください。
朝起きたときは、身体の水分は少なくなっていて、血液もドロドロ状態。
心筋梗塞や脳梗塞などの思わぬリスクがあります。
栄養補給
空腹時や長い距離を走るときは、ゼリー飲料やバナナなどで軽く補給をしておきましょう。
スポンサーリンク
夜ランニングの利点と魅力
次に夜ランニングの魅力と効果をより詳しく説明していきます。
筋力アップに効果的
夜は体がほぐれた状態でランニングができるためケガのリスクが少なくなります。
筋肉や関節を存分に動かした負荷の高い練習メニューに向いています。
夜ランニングのあとはもう寝るだけ。
睡眠中に筋肉が回復、再生されるので、限界突破したあとの筋肉アップが期待できます。
日中のストレス発散
仕事などで感じたストレスを夜ランニングをすることで解消することができます。
走り始めはモヤモヤしていても、走り終わると頭の中がスッキリとします。
あと課題や悩みに対してのアイデア出しの時間にも使えます。
走っている最中は物事を複雑に考えない(考えれない)ので、課題に対して意外といい案が思いついたりもします。
いいアイデアが出ない場合あえて仕事の課題が残っている状態で切り上げてしまい、走りながらボーっと考えるという手段をとることがよくあります。
紫外線の影響を軽減
夜ランは太陽の下で走ることが減ります。
朝や日中のランニングに比べて紫外線の影響を受けることが少なくなります。
良質な睡眠がとれる
肉体的な疲労は、良質な睡眠をとるための大事な要素です。
就寝3時間前を目安にランニングをすると良いです。
筋肉疲労が回復しやすい
睡眠中は成長ホルモンが大量に分泌され、破損した筋肉などの体の組織を修復、再生させてくれます。
朝ランの疲労で日中眠くなる、みたいなことはありません。
夜ランニングの注意点
夜ランニングをする場合は以下の点に注意しましょう。
安全対策
夜は暗くなってくるので、事故が起こりやすいです。
走るコースによっては交通量が多い場合もありより危険です。
自分の存在を周囲に示すようにライトや反射板などを身につけるようにしましょう。
スポンサーリンク
初心者ランナーへのアドバイス
朝ランニングと夜ランニングのどちらが合っているか?
ランニングをこれから始めようとされている方は、まずは朝ランから取り組んでみることをおすすめします。
まずはランニングを習慣化することを目指します。
朝ランをおすすめする理由は、ランニングすることを妨げる外部要因が少ないからです。
夜ランは日中の仕事の都合や疲労度に左右され、ランニングをしなくなる可能性が出てきます。
一方、朝ランを唯一妨げるものは予定の時間に起きれるかどうか。
自分次第です。
寝る前に着替えを枕元においておく、朝起きて玄関を出るまでのアクションを決めておく、など脳がやらない理由を考える前に行動してしまう仕組みを作ってしまえば、習慣化しやすくなります。
▼習慣化については、以下の記事もご覧頂けると幸いです▼
まとめ
朝ラン・夜ランには、それぞれ異なるメリットがあります。
自分にあったメリット、その日のランニングに求める内容で、朝ラン・夜ランを使い分けてみましょう。
朝ラン・夜ランはそれぞれこんな方におすすめです。
◆朝ランはこんな方におすすめ!
・ダイエット目的の方
・一日の気分をあげて仕事の効率をよりよくしたい方
・規則正しい生活リズムを作りたい方
◆夜ランはこんな方におすすめ!
・筋力アップ、ポイント練習を行いたい方
・仕事のストレスをリフレッシュしたい方
・睡眠の質を高めたい方
これらのポイントをおさえ、充実したランニング習慣に取り組んでみてください!
よくわからないという初心者ランナーの方は、まず朝ランから始めてみてください。
コメント