マラソンの終盤に足が残らなくて、急激にペースが落ちるんだよね。
なんかいい対策方法ってないのかな。
そうそう、わしもフルマラソンでまだ最後まで走りきれたことないんよね。
必ず後半のどこかで、足が攣ったり止まったりするんよ。
そんな悩みに答えるべく、今回は、サプリメントの「カツサプ」について、運動補助食品を検討されている一般市民ランナーに向けて、解説させて頂きます。
本記事の内容
●カツサプの効果
●カツサプの飲み方
●カツサプを実際に使用した効果と感想
「カツサプ」を検討されている皆さんは持久系競技の世界で自身の限界に挑戦し、最高のパフォーマンスを追求されていることでしょう。
そんな皆さんは、おそらくマラソンやトレランなどのレースにおいて、終盤に疲労感からペースが落ちてしまったり、足がつってまともに走れなくなった経験があるのではないでしょうか?
では補給の一つの選択肢として、持久系競技に特化したサプリメントの一つである「カツサプ」を試されてはどうでしょうか?
本記事では、「カツサプ」を一般市民ランナーが使用する場合の効果について、検証していきます。
サプリメント「カツサプ」を購入検討されている方のよくある疑問、
このような疑問を解決していきます。
一般的な中年のランナーが、実際に使用してみての効果や実感のレビューになります。
ぜひ最後までご覧ください。
ダイエット目的でランニングを始め、はや7年。これまでのランニング&トレラン経験をもとに、ごくごく平均的な庶民ランナー目線で解説します。
皆様の購入の一助になれば幸いです。
カツサプの効果
スタミナ・スポーツ株式会社より発売されている「カツサプ」。
会社の名前からも持久系に効きそう、と期待が持てます。
「カツサプ」は、休まずに泳ぎ続けるカツオなどの回遊魚から抽出されたペプチドを使用しており、エネルギーの供給と筋肉の健康をサポートするための栄養補助食品です。
このペプチドは乳酸の分解を促進する働きがあり、体内に溜まった乳酸をエネルギーに変換することで持久力をアップさせる効果があります。
カツサプの実証された効果と期待できるメリット
ここでは実証された効果を紹介したいと思います。
<メリット①>パフォーマンスの向上
「カツサプ」の効果の一つ目として、乳酸を効率よく分解してくれます。
一般市民ランナーでの実験結果では、同じ運動強度でもカツサプを摂取した状態のほうが血中乳酸濃度を低く抑えれています。
つまり同じ疲労度でもより強度の高い運動ができることになり、パフォーマンスの向上につながります。
<メリット②>筋ダメージ/筋けいれんの軽減
「カツサプ」の効果の二つ目として、筋肉へのダメージの軽減です。
筋肉ダメージの指標であるCPK(クレアチンキナーゼ)値で比較すると、カツサプを摂取することでCPK値が低く抑えられる結果がでています。
つまりレース後半においてもまだ足を残せる可能性が高まり、足つりの防止も期待できることから、後半の急激な失速を防ぐことが可能です。
<効果③>素早い回復力
「カツサプ」の効果の三つ目の効果として、より早く筋肉の疲労を回復することができます。
レース後はダメージが残ることが多いと思いますが、カツサプを摂取すればより早く回復し、通常の状態に体を戻すことができまず。
レース後、週明けからの仕事に支障がでないようにできるかもしれません。
以上、簡単ですが「カツサプ」の効果について説明しました。
もっと詳しい説明を知りたいよという方は、以下より公式サイトにてご確認ください。
カツサプの摂取タイミング
カツサプは摂取をしてから身体に吸収するまでの時間を考慮し、レース30分前の摂取が推奨されています。
大会会場に到着し、一通りの準備を終え、列に整列する前に飲む感じですね。
またウルトラマラソンやトレイルランニングなど長丁場のレースでは、レース中の補給も推奨されています。
具体的な摂取量と摂取タイミングを図で示します。
カツサプを実際に使用した効果と感想
というわけで、ものは良さそうなんだけど実際どうなの?
私が使用しての効果・感想を共有します。
私が今回検証したのは次の2つのパターン。
➊パフォーマンス向上を確認すべく、2時間ペース走にてカツサプ摂取有無でのパフォーマンス比較
❷筋肉へのダメージ軽減の効果を検証すべく、30kmのトレランでの効果を検証
では、詳しく説明します。
検証①:2時間ペース走で使用
2時間のペース走(設定ペースはキロ6分)にて、カツサプ摂取有無でパフォーマンスの比較を行いました。
サブ4ペースに対しては若干遅めではありますが、検証した夏場では結構パワーを使う練習メニューの一つです。
こちらが2時間走のパフォーマンスの比較です。
(左側:カツサプ摂取無し、右側:カツサプ摂取(練習前に4粒摂取)有り)
若干ですが、カツサプを摂取したほうが平均心拍数は低い結果となりました。
心拍数ゾーンでみると、激しい運動となるゾーン4、5の割合が69%から66%に下がっていることも確認できました。
同じペース設定でも心拍数を低く抑えられていることから、カツサプを摂取した方がパフォーマンスは上がるといえるのではないでしょうか。
また体感としては、この数値以上にカツサプを摂取した時の方が余裕をもって走れました。
カツサプ無しだと後半はペースを維持するために頑張って足を動かしていましたが、カツサプを摂取した場合は特に意識することなく2時間ペースを維持することができました。
また今回の検証は、木曜金曜の休息日明けの土曜日にカツサプ無し、日曜日にカツサプ有りを検証しており、疲労がある中カツサプ有りの検証を行いましたが、それでも楽に走れたこともカツサプの効果と感じています。
(休息明けにカツサプ有りの検証をしたら心拍数の数値はもっと差が出るかもしれません。)
感想②:30kmのトレランで使用
効果検証の二つ目として、トレランでの効果を確認してみました。
今回検証コースとして選んだのは、高尾駅~高尾山北稜~堂所山~陣馬山~景信山~高尾山~高尾駅というコース。
このコースの特徴としては、前半パートの高尾山北稜で細かいアップダウンを繰り返しにより足へのダメージを蓄積、後半パートでは一転陣馬山から景信山&高尾山へと比較的走りやすいコースが続きます。
高尾駅でカツサプを摂取(今回は8粒摂取)し、準備運動をして出発。
しばらくロードを進んだあと、本格的なトレイルに入ります。
高尾山北稜は、細かいアップダウンがひたすら続き、かつ傾斜もある、足には堪えるコース。
カツサプの効果を期待していましたが、実際はそんなに甘くなく、かなり厳しい。しんどい。
コース1/3の堂所山までなんとか辿り着いたタイミングではかなり疲れており、ただただ自分の実力の足りなさを感じていました。
カツサプの効果にパフォーマンスの向上とありますが、ピークのパフォーマンスが上がるわけでは無さそうです。
自分のスキルの底上げとして、しっかり練習には取り組みましょう。
カツサプの効果をちょっと怪しみつつ、気を取り直して次の陣馬山を目指します。
ここからは傾斜は比較的緩くなり、上り下りとも走れるコースが続きます。
ん?意外と走れる?
結構足にダメージを受けたと感じていたので、すぐ止まるかなと思い走り始めましたが、これが意外と普通に走れる。
陣馬山につき少し休憩後、景信山&高尾山に向かいますが、ここでもしっかり走ることができる。
ここは、カツサプの筋ダメージの軽減効果を感じた瞬間です。
疲労で休み休み進むことになるかと一時は思いましたが、カツサプの効果でコースの残り2/3は気持ちよく走りつづけることができ、トレランの醍醐味を満喫しました。
長時間のトレランの場合、後半にはふくらはぎがピクピクし始めるのですが、この日はけいれんが起きそうな気配も全くなく、これもカツサプの効果だと感じました。
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まとめ
今回はサプリメント「カツサプ」について、効果や実際に使用した感想を紹介させていただきました。
持久系競技をするアスリートにとって、最良のパフォーマンスを引き出すためには、栄養補給や効果的なサプリメントの選択が重要です。その中でも、「カツサプ」は注目すべきのアイテムの一つと言えます。
一般的な中年ランナーが効果を検証してみましたが、トップアスリートでなくても恩恵はあずかれそう。
私自身、次のフルマラソンで試したい!自己ベストを狙う後押しに使いたい!そんな気持ちになっています。
「カツサプ」の唯一のネックといえば、価格だけでしょう。
一袋8粒入(といってもフルマラソン一回分)で1,398円!!
補給用としては決して安くない金額です。
ここ一発の勝負レースに絞って使用する使い方になると思います。
今シーズンはこの「カツサプ」に頼って、フルマラソン サブ3.5の目標に挑みたいと思います。
カツサプはこんなあなたにおすすめです
<カツサプをぜひ試していただきたい方>
- ターゲットとしたレースで、なんとしても自己ベストを達成したい方
- 色々対策してきても、まだレース後半の足つりに悩まされている方
- レースの翌週は、疲労で仕事に支障がよくでる方
ぜひ一度お試しください。
「カツサプ」は以下のリンクから購入可能です。
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