フルマラソンへの挑戦を考えているランナーの皆さん、こんにちは!
今回は私が初めて参加した「館山若潮マラソン」のレポートをお届けします
この大会は、千葉県館山市で開催されるフルマラソンで、美しい海沿いの景色が魅力の一つです
私が館山若潮マラソンを選んだ理由はいくつかあります
まず、この大会は1月開催で、新年の目標としてフルマラソンに挑戦するのにピッタリだと感じました
そして、自宅のある関東圏内で参加できる大会
さらに、完走するとメダルがもらえることや、コースが海沿いで景色が美しいという点で出走を決めました
この記事では、初めて参加した私の体験をもとに、大会当日の流れやコースの特徴、初心者ランナーにとって役立つポイントを詳しく解説します
これから館山若潮マラソンへの参加を検討している方が、安心して参加できるような内容を目指しています!
館山若潮マラソンの大会概要

館山若潮マラソンは、千葉県館山市で毎年1月に開催されるマラソン大会
2025年は45回目の開催となる歴史のある大会です
種目はフルマラソン、10km、ファンラン(2㎞)の3種類
フルマラソンの定員は5,000人とやや小規模な大会です
フルマラソンの制限時間は6時間と一般的な設定になっており、途中4か所の関門が設定されています
30km付近にきつめのアップダウンがあります

大会前日までの準備&当日の流れ
会場までの交通手段
地元横浜からの交通手段としては次の手段を検討し、当日車移動としました
交通手段 | 検討内容 |
---|---|
前日電車移動&館山宿泊 | 横浜からだとかなり遠回りで時間がかかるので却下 |
前日バス移動&館山宿泊 | 時間も費用もそこそこ 勝負レースにするならこれを選択したと思う |
前日車移動&館山宿泊 | 自分で時間を調整しやすいのが魅力 時間を調整できるので当日移動でもよく、この案は却下 |
当日バス移動(東京、新宿から大会用の臨時便あり) | 自宅からだとバスの時間に間に合わなかった |
当日車移動 | 時間を調整しやすいのが魅力 10時スタートということもあり時間的にも余裕あり |
前日:事前準備
館山若潮マラソンは前日受付がないため、ゼッケンや参加賞などは事前に自宅に郵送されてきます
大会前の準備が自宅で済ませられるので、余計な移動や受付の手間がなく、初心者にとっても安心感があります
ただし、当日に忘れ物をしないよう、ゼッケンや参加賞、必要な荷物は前日までにしっかり確認しておくのが大切です
また、館山周辺の宿泊施設は大会開催に合わせて早めに埋まってしまうため、もし前泊を検討している場合は、できるだけ早く予約をしておくのがポイントです
大会当日朝に電車移動しないといけませんが、木更津や君津で宿泊するという手もあると思います
当日:会場までの移動と駐車場情報
大会当日は、公共交通機関の利用が推奨されていますが、私は車を使って会場へ向かいました
館山周辺は早朝でも混雑するため、車移動を考えている方は早めの行動が重要です
大会公式では駐車場が用意されています
会場に近い駐車場は特に早めに埋まる可能性があるので、余裕を持ったスケジュールを組むと良いでしょう
私は6時半についてしまい、会場に近いほうの駐車場に余裕で駐車できました
8時前でもまだ駐車場に入場してくる車がありましたので、だいぶ余裕見すぎたかなという感じ
ふるさと納税でエントリーすれば、最も近いところに駐車場を確保してくれるVIP待遇があり、ゆとりをもって行動ができます
レーススタート

館山若潮マラソンのフルマラソンの部のスタートは10時
若干遅いスタートです
スタートゲートがよくわからず、気づいたらスタート地点を通過してました
コースの詳細レビュー
コース全体の印象
館山若潮マラソンのコースは、海沿いの絶景が楽しめる反面、いくつかのアップダウンが特徴的です
特に中盤以降にかけて登りが多くなるため、初心者ランナーにとっては体力を計算しながら走ることが重要になります
そして海沿いということもあり風が強い
2025年は、行きは横風にあおられることもあり走りにくく、帰りはかなりの向かい風で進まない
風の攻略は一つのポイントになるように感じました
ただ強風のおかげもあり東京湾の向こう側に富士山がくっきり見ることができ、ナイスビューでした

コースの見どころポイント
スタート〜中盤:海沿いを楽しむラン
序盤は海沿いを走るフラットな道が多く、風景を楽しみながらリズムを作るのに最適です。
疲労もまだない前半、追い風にも乗ってペースも上がるのでオーバーペースにはご注意!
右手には東京湾の向こうに富士山を眺めながら走ることができ、天気がよければかなり気持ちよく走れる区間だと思います。
中盤〜後半:アップダウンとの戦い
レース中盤になるとだいぶランナーもまばらになり、自分のペースで淡々と走ることになります。
ここは同じくらいの走力の人を見つけて集団で走り、後半勝負の体力を温存するとよいでしょう。
中盤以降はアップダウンが増え、特に坂が苦手な初心者ランナーにとっては少し厳しい部分も。
29㎞過ぎからの急坂にはメンタルと脚をやられるので、ここは耐え時です。

無理せず自分のペースをキープしましょう!
終盤:ゴールへ向けたラストスパート
終盤は、行きで通った道を戻ります
ゴール地点が近づくと沿道の応援が一層盛り上がり、後押ししてくれます
初めてのフルマラソンだとおそらく厳しい状態になると思いますが、この熱い応援のおかげで「最後まで走り切るぞ!」という気持ちになれるはずです
ネックは向かい風
風がかなり強く、なかなか進みません
スタート地点まで戻ってきたら左手に曲がり、市民運動場内に入ってゴールです


エイドステーションとサポート
館山若潮マラソンのエイドステーションでは、飲み物だけでなくバナナやチョコ、飴、ご当地銘菓などの食べ物も提供されており、初心者ランナーにとって心強いサポートとなります
特に、フルマラソンはエネルギー補給が重要なので、積極的にエイドを利用することをおすすめします



10時スタートだったからなのか、レース中にお腹がかなり空きました
もっとしっかりと補給した方がよかったかなと反省
大規模のマラソン大会とは異なり、給水のテーブルがたくさんあるわけではないので、先で取ろうとして取り逃すことの無いようご注意ください!



でもご当地銘菓は結構水分を持っていかれるものばっかなので、注意してください
初心者ランナー向けアドバイス
- アップダウンのあるコースでは、無理にタイムを狙わず「一定のペースを保つ」ことが大切
- 登りでは歩幅を少し短くして足への負担を軽減し、無理せず登り切ることを目指す
- エイドで水分やエネルギーを確実に補給することで、後半の体力切れを防ぐ
- 景色を楽しむ余裕を持つことも、このコースを楽しむコツのひとつ
大会の魅力ポイント
地元の応援の温かさ
館山若潮マラソンの一番の魅力は、なんと言っても地元の方々の温かい応援です!
決して応援の数が多いとは言えませんが、ポイントポイントで頂く応援には非常に温かさを感じます
沿道に集まった地元の人々が声援を送ってくれるので、初めてのフルマラソンでも心が折れそうになる終盤を応援で乗り越えることができると思います



児童から高校生までが大会のお手伝いをされていて、ほんとお世話になりました
ありがとうございました!
館山若潮マラソンならではの楽しみ
この大会には、初心者ランナーでも楽しめる特別なポイントがたくさんあります
例えば、エイドステーションで提供される地元名物の食べ物
フルマラソンの途中で、温かい飲み物や軽食がいただけるのは大きな助けになります



特によかったのは砂糖入りの温かい麦茶
冷えた体に温かい飲み物、生き返ります
また、大会終了後には館山名物の海産物や地元グルメを楽しむこともできます
大会に参加すると地元の温泉の割引券をもらえ、帰りに立ち寄り走り終えた後の疲れた体を癒すのにピッタリです
参加賞は完走メダル・完走タオルはもちろんのこと、協賛の資生堂さんから美容関連の試供品もいただきました
初心者でも安心できる理由
館山若潮マラソンは、初心者ランナーにとっても安心して参加できる大会です
その理由の一つは、アットホームな運営体制
スタッフやボランティアの方々がとても親切で、わからないことがあってもすぐに対応してくれるので、不安が軽減されました
また、コースは確かにアップダウンがあるものの、途中で景色を楽しむ余裕が持てるため、「辛い」だけではなく「楽しい」が実感できる大会だと感じました
タイムを気にせず、自分のペースで挑戦できる雰囲気が整っているのも、初心者にとって大きな魅力です



一方でコースとしてはアップダウンも多く、簡単ではないコース
記録を狙う方にはおすすめしません
まとめ


館山若潮マラソンは、初心者ランナーでも十分に楽しめる大会です
事前準備をしっかり行い、当日は無理せずマイペースで楽しむことが成功のカギ!
景色や応援を味わいながら、自分なりのペースでゴールを目指してください!



館山若潮マラソンは、一度は参加してもいいかなと思える大会
勝手な評価は以下のような感じ
項目 | 点数 |
---|---|
コース | |
エイド | |
大会運営 | |
参加しやすさ | |
大会の雰囲気 |
<判定基準>
コース:走りやすさ、アップダウン、景観など
エイド:エイドの間隔や規模、補給食の種類や地元感
大会運営:全体的なスムーズさ、トイレ&荷物預かり&更衣室
参加しやすさ:費用、会場までのアクセス性
大会の雰囲気:沿道の応援や盛り上がり、サポート体制
個人的なレースの振り返り
今回の館山若潮マラソンは去年の東京マラソン以来のフルマラソンということもあり、本気でタイムを狙う予定はなく、2月の京都マラソン、3月の板橋Cityマラソンで目標のサブ3.5を達成するための調整レースの位置づけ
フルマラソンのレース全体のペース配分を体に思い出させたく、サブ4ペースで前半は抑え、後半に上げれるなら上げて最後まで走りきることを目標としました
結果は、3時間50分
タイム的にはまずますの結果でした




前半はもっと抑えるつもりでしたが、そんなにきつくなかったので5:10/km前後で中間点まではペースをキープ
そんなに疲労を感じることもありませんでした
後半戦もペースをキープしていましたが、30km手前の上りでスイッチが入ってしまい、徐々にペースアップ
上りで周囲のペースが落ちる中、抜いていくことに少しテンションが上がり、ペースが上がってしまいました
PBの可能性が頭をよぎったのもオーバーペースの原因、自分をコントロールできずメンタル弱いですね
気持ちよくペースを上げていたら、峠を下ってここから勝負と思った35km付近で左のふくらはぎがピクピクと異変が
少しペースを落として回復を待ちましたが、あまりよくならず
直後のエイドでちょっと休憩
この休憩がかなり失敗で、それ以降はもうまともに走れず
ジョグと歩きの繰り返しでゴールに向かう羽目に
周囲の応援の後押しもあり完全に止まることはありませんでしたが、ペースは急激に落ちなんとかゴールにたどり着いたという感じでした
余裕をもって走れるペースの現在地を把握することができたのはよかったですが、自分をセーブできないメンタルの弱さは反省点
急激な失速が無いよう、京都、板橋はしっかりとレース全体をコントロールしたい、と感じました
▼フルマラソンでサブ4を狙う詳しい説明は以下の記事をご覧ください▼


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