マラソン大会に向けて補給用のジェルを買ったんだけど、携帯方法で何か注意しておかないといけないのかな?
普通に携帯しても問題はないけど、補給でストレスを感じることない方法を今回は紹介するよ
このような悩みに今回はお答えします。
本記事の内容
●エネルギージェルの携帯や使用方法における課題
●エネルギージェルのおすすめ携帯方法
●ソフトフラスクを使用する際の注意点
マラソンや長距離ランニングは心身ともに要求されるスポーツで、特にフルマラソンはその究極とも言えるのではないでしょうか。
この42.195キロメートルという長い距離を走りきるためには、ただ足を前に進めるだけでなく、緻密なエネルギー管理が求められます。
フルマラソンを走りきるためには人が体に蓄えられるエネルギー以上のエネルギーを消費するといわれており、レース中においてエネルギーを補給することが必要となります。
大会が準備してくれるエイドで補給することもできますが、効率的にかつ必要な栄養素を補うためにはエネルギージェルの携帯はほぼ必須の戦略となります。
エネルギージェルは高いエネルギー密度を持ち、消化しやすいため、ランナーが必要とするタイミングで素早くエネルギー補給が可能です。
しかし、この便利さには裏、ちょっとした使い勝手の悩みがあります。
エネルギージェルの開封は、走りながらだと思いのほか難しく、特に寒い日には手袋をしているとさらに厄介です。
そして、使用後の粘着性のある包装をどのように処理するかは、多くのランナーが直面するもう一つの課題です。
環境保護の観点からも、レースコース上にゴミを捨てるわけにはいきませんし、粘着性のあるゴミを自分のランニングギアに入れておくのも避けたいところです。
これらの不便さに直面した私は、より良い解決策を探し始めました。
そして、ソフトフラスクの使用に辿り着きました。
ソフトフラスクがどのように私のランニング体験を一変させたのかを、この記事で皆さんに共有したいと思います。
参考になれば幸いです。
私がジェル補給用として愛用しているソフトフラスクはこちらから購入可能です。
ソフトフラスクとは?
ソフトフラスクの概要とメリット
ランニングやトレイルランニングの世界では、エネルギー補給はレース成績に直結する重要な要素です。
そこで注目されるのが「ソフトフラスク」です。
従来のハードタイプの水筒とは異なり、ソフトフラスクは柔らかい素材でできており、使用するにつれて中身が少なくなると体積が減少していくため、携帯に便利で場所をとりません。
また容器の中でちゃぽちゃぽと中身が暴れることがないので、ストレスを感じることも減らせます。
この特性は、長距離ランナーにとって特に価値が高く、レース中の荷物の負担や心理的ストレスを最小限に抑えることができます。
ソフトフラスクの最大のメリットは、エネルギージェルを予めフラスクに入れておくことで、走りながらでも簡単に補給ができる点にあります。
ジェルパックを開封し、中身を押し出す手間が省けるだけでなく、使用後のゴミが出ないため、環境に優しく、レース中のストレスも軽減されます。
さらに、ソフトフラスクは洗って繰り返し使用できるため、経済的にも利点があります。
今回はこのソフトフラスクを水分補給だけではなく、エネルギージェルの補給に使ってみたらかなり使い勝手がよかったという話です。
ソフトフラスクを最大限に活用するには、いくつかのコツがあります。
まず、エネルギージェルをフラスクに移した後は、空気をできるだけ抜きましょう。
これにより、走っている間のジェルの漏れを防ぎ、さらに飲みやすくなります。
また、フラスクの口が広いモデルを選ぶと、ジェルの充填がしやすく、後の洗浄も容易になります。
ソフトフラスクの使用は、マラソンをはじめとする長距離ランニングにおいて、エネルギー補給をスムーズにし、ゴミの問題を解決するための優れた方法です。
レース中のパフォーマンス向上だけでなく、環境への配慮も可能にするこの革新的なツールは、あらゆるレベルのランナーにとって試す価値があります。
私の体験談:ジェルの悩みをソフトフラスクで解決
ジェル使用時の悩み
これまでのレースでは、エネルギージェルの携帯と使用方法に常に苦労していました。
以前は購入状態でただポケットに入れて携帯していましたが、いろいろと不便。
開封の難しさ、走りながらの取り扱いの不便さ、そして何よりも使用後の粘着性のあるパッケージを管理することのストレスがありました。
ソフトフラスクを知るきっかけ
そのような中、私がソフトフラスクをエネルギージェル用として初めて使ったのは、昨年のフルマラソンの際でした。
ソフトフラスク自体は、トレイルランニングをはじめて水分補給の手段として以前から利用しており、存在は把握していました。
このソフトフラスクには色々とサイズがあり、その中でも小さい150mlサイズがエネルギージェル用として使えないか、ということで試してみました。
実際に使用してみての感想
初めての使用では、ジェルをフラスクに移し替える作業に少し手間取りましたが、レース中のエネルギー補給がこれまでになくスムーズに行えたことに驚きました。
一番の変化は、補給のためのタイムロスが減少したことです。
ペースを落とさずに補給をすることができました。
また、粘着性のあるゴミを持ち歩く必要がなくなったため、心理的な負担も軽減されました。
これまではビニール袋を一つ携帯し、ゴミがでたら袋に入れて携帯するようにしていましたので、面倒な作業がなくなり気持ちは軽くなりましたね。
今はもうソフトフラスクは私のランニングギアの中で必需品となり、それ以来、どのレースに出る際も必ず携帯しています。(東京マラソンはソフトフラスクは持ち込み規制されていて使用できませんでしたが)
ソフトフラスクの使用方法
ソフトフラスクを使ってエネルギージェルの携帯と補給を効率化する方法は、シンプルながらもいくつかの重要なポイントがあります。
ここでは、ソフトフラスクの使用にあたっての実践的なアドバイスをご紹介します。
ジェルをソフトフラスクに移す方法
ジェルをソフトフラスクで使用する場合は水で薄めるようにしてください。
ジェル原液のままだと粘度が高く吸いにくいです。
また複数のジェルを混ぜる場合は、味や成分が合うものを選んでください。
必要に応じて水やスポーツドリンクを少量加えることで、摂取しやすさを調整できます。
レース中の使用テクニック
フラスクは柔軟性があるため、ランニングベルトやベストのポケットに入れやすく、走りながらでも取り出しやすいです。
使用して中身が少なくなると体積も減るため、邪魔になりにくいというメリットがあります。
補給時には、フラスクを口にあて、軽く押してジェルを絞り出します。
最初は少し力を入れる必要がありますが、慣れれば簡単に補給できるようになります。
ジェル補給時に一つ気を付けておいてほしいのは水分との摂取の順番です。
ジェルを消化中に吸水のよい水分を摂ってしまうと消化不良を起こす可能性があります。
水→エナジージェルの順に摂るようにしてください。
エイド手前でジェル補給、エイドで水分補給しジェルのゴミを捨てる、という流れで昔は補給を行っていましたが、よくなかったってことですね。
使用後のお手入れ方法
レースやトレーニング後には、フラスクを水でよく洗い、乾燥させてください。
清潔に保つことで、繰り返し安心して使用できます。
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まとめ
長距離ランニングやマラソンにおけるエネルギー補給は、レース成績を左右する重要な要素です。
従来のエネルギージェルの携帯と使用は、多くのランナーにとって開封の難しさや、使用後のゴミ処理といった課題をもたらしていました。
しかし、ソフトフラスクの利用は、これらの問題に対する効果的な解決策を提供します。
私の体験からも、ソフトフラスクを使うことでエネルギー補給が格段に簡単になり、レース中の精神的、物理的な負担が軽減されることがわかりました。
エネルギージェルを事前にソフトフラスクに詰め替えておくことで、走りながら簡単に補給が可能となり、使用後のゴミの問題も解消されます。
また、ソフトフラスクの再利用性は、環境に配慮した持続可能なランニングを実践する上で大きなメリットと言えるでしょう。
この記事を通じて、初心者ランナーの皆さんがエネルギー補給の悩みを解決し、より楽しく、ストレスなくレースを楽しめるようになることを願っています。
ソフトフラスクは、そのための強力なツールとなるはずです。
あなたもこの新しい方法を試して、ランニングの質を向上させてみませんか?
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