ランニングシューズ選びで、
- マジックスピード5はどんな走りができるシューズ?
- 前作マジックスピード4から何が変わった?
- カーボンシューズだけど、自分の走力でも扱える?
このような疑問を持っていませんか?
ASICSの「MAGIC SPEED 5(マジックスピード5)」は、スピード練習からレースまで幅広く活躍するカーボンプレート搭載シューズです
前作マジックスピード4から大幅に軽量化され、ソール構造も見直されたことで、より軽快でスピードに乗りやすいシューズへと進化しました
本記事では、マジックスピード5を実際にインターバル走などのスピード練習で使用し、さらにフルマラソン2大会で履いた経験をもとに、反発性や軽さ、操作性、レース後半の走りやすさ、42.195km走ったあとの脚への負担まで詳しく検証します
実際にマジックスピード5を履いて湘南国際マラソンではサブ3.5を達成し、その後の板橋Cityマラソンでは3時間28分43秒の自己ベストを記録しました
単にスペックを紹介するだけではなく、実際に42.195kmを2度走った経験から、
「どのくらい反発を感じるのか」
「フルマラソン後半でも使いやすいのか」
「どんな走力のランナーに向いているのか」
といった、レースシューズ選びで気になるポイントを詳しく紹介します
「初めてのカーボンシューズとして扱えるのか」「レース本番で自己ベストを狙えるのか」が気になっている方は、ぜひ参考にしてください
今回紹介する「マジックスピード5」は以下から購入可能です
結論|マジックスピード5は軽さと操作性に優れた、記録を狙う市民ランナー向けカーボンシューズ

実際にマジックスピード5をスピード練習とフルマラソン2大会で使用した結論は、「自分でペースを作りながら、その走りを軽さとカーボンの反発で後押ししてくれるレースシューズ」です
実際に履いて感じた特徴をまとめると、以下の通りです
- 軽量で脚を回しやすく、ペースを上げたときの反応が良い
- カーボンの反発を感じながらも、自分でペースをコントロールしやすい
- ペース走・インターバルからフルマラソンまで幅広く対応
- 前作より接地感が強く、クッション性はやや控えめ
- 脚へのやさしさよりも、軽さ・反応・スピードを重視したシューズ
くまぞう実際にマジックスピード5をフルマラソンで使用し、湘南国際マラソンでサブ3.5を達成。その後の板橋Cityマラソンでも自己ベストを更新しました。適度な反発と軽量性によって、自己ベスト更新を狙えるレースシューズだと感じています。
マジックスピード5で特に印象的だったのが、軽さと操作性の高さです
カーボンプレート搭載シューズらしい反発はしっかり感じられますが、強い反発によってシューズに走らされる感覚はそれほどありません
自分でペースを上げようとするとシューズが素早く反応し、その力を前への推進力へつなげてくれるような走行感です
実際にキロ5分程度から4分30秒前後までペースを上げたときには、軽さによって脚をテンポよく回しやすく、レースペースを維持しやすいと感じました
この扱いやすさは、初めてカーボンプレート搭載シューズを試すランナーにとっても大きなメリットです
一方で、前作マジックスピード4よりソールが薄くなったことで接地感は強く、クッション性や脚を守ってくれる感覚は控えめになっています
フルマラソンでも使用できますが、30km以降までシューズの力だけで楽に走れるタイプではありません
脚に疲労が出てからは自分の走力で粘る必要があり、42.195kmを走り終えたあとの脚にもそれなりのダメージを感じました
そのため、マジックスピード5はジョグやLSDで快適に距離を踏むためのシューズというより、ペース走やインターバル、そして自己ベスト更新を狙うレース本番で真価を発揮するシューズだと感じています
- サブ4〜サブ3.5前後で自己ベスト更新を狙っている方
- ペース走やインターバル走で使えるシューズが欲しい方
- レース本番でも使えるカーボンシューズを探している方
- 軽量で足さばきの良いシューズを好む方
- 初めてカーボンプレート搭載シューズを試したい方
- 性能と価格のバランスを重視したい方
- ジョグやLSDをメインで走る方
- クッション性を最優先にしたい方
- 厚底シューズの強い反発やサポート感を求めている方
- 初心者の最初の一足を探している方
マジックスピード5を実際に履いて検証

ここからは、マジックスピード5を実際に履いて走り、反発性・軽さ・操作性・スピードの維持しやすさ・フルマラソン後の脚への負担を検証していきます
インターバル走などのスピード練習に加えて、湘南国際マラソン・板橋Cityマラソンのフルマラソン2大会でも使用しました
単に履いたときの印象だけではなく、ペースを上げたときにどのような反発を感じるのか、フルマラソンではどこまで走りやすさを維持できるのか、フルマラソン後の脚への負担はどうなのかといった、実戦で気になるポイントを確認しています
- 使用シーン:フルマラソン・インターバル走
- 使用レース:湘南国際マラソン・板橋Cityマラソ
- ペース:キロ4分〜5分程度
- レビュー時点の走行距離:約100km
- レビューアー:フルPB 3:28:43の市民ランナー
実走検証①|カーボンの反発はどのくらい感じる?
マジックスピード 5は、着地した瞬間から次の一歩へ素早く切り替わる、プッシュ感の強い反発を感じました
実際に走り始めてまず感じたのが、着地してからの反応の速さです
柔らかく沈み込んでから跳ね返ってくるというよりも、着地すると素早く反発へ切り替わり、その力を前への推進力につなげてくれるような感覚があります
特に分かりやすかったのが、ペースを上げたときです
キロ5分程度からキロ4分30秒程度へペースを上げるとシューズの反応も良くなり、自分が地面へ加えた力をそのまま前への推進力へ変えてくれるような走りやすさを感じました
この走行感には、
- 軽量化による脚の回転の良さ
- カーボンプレートによる推進力
- ソールが厚すぎないことによる操作性の高さ
といったマジックスピード 5の特徴がうまく噛み合っているように感じます
反発はしっかり感じられる一方で、シューズに強制的に走らされるような扱いにくさはありません
自分でペースを上げようとしたときにシューズが素早く反応し、その走りを後押ししてくれるという印象です
今回検証したキロ4分〜5分程度の範囲では、ペースを上げたときほどマジックスピード 5の反応の良さを感じました
実際にキロ5分から4分30秒程度へギアを上げたときの伸びも良く、サブ4〜サブ3.5を目指すランナーがペース走やレースペースで使うシューズとして、非常に相性が良いと感じました
検証結果として、マジックスピード 5は反発そのものが強いだけでなく、「ペースを上げたときの反応の良さ」が大きな魅力です
実走検証②|軽さと操作性は?スピードを維持しやすい?
マジックスピード5で特に好印象だったのが、軽さによる脚の回しやすさと、ペースを維持しやすい走行感です
前作マジックスピード 4から大幅に軽量化されたこともあり、実際に走ってみてもシューズの重さを感じにくく、脚をテンポよく回しやすくなったと感じました
また、厚底シューズのようにシューズ任せで前へ進む感覚ではなく、自分で接地位置や蹴り出しをコントロールしやすいのもマジックスピード5の特徴です
軽さと操作性の高さに加えて、カーボンプレートによる適度な推進力があるため、一度ペースに乗るとそのスピードを維持しやすく感じました
特にレースペースやペース走のように、一定のスピードで淡々と走り続ける場面では、この走りやすさが活きてきます
実際のフルマラソンでも、脚に余裕のある前半から中盤までは、自分のリズムでペースを刻みやすく、シューズが走りを邪魔するような感覚もありませんでした
「軽いから脚を回しやすい」「操作しやすいから自分のリズムを作れる」「適度な反発がそのペースを後押ししてくれる」
この3つのバランスが、マジックスピード 5の大きな魅力だと感じます
一方で、この走りやすさが42.195kmを通してずっと続いたわけではありません
30km以降、脚に疲労が出てからはシューズの反発を活かす余裕も少なくなり、自分の走力でペースを維持する感覚が強くなりました
検証結果として、マジックスピード 5は軽さと操作性に優れ、脚が動いている状態ではスピードを維持しやすいシューズです
特にペース走やフルマラソン前半〜中盤で、その良さを感じやすいと評価します
実走検証③|42.195km走ったあとの脚への負担は?
フルマラソンを走り終えたあとの脚には、それなりのダメージを感じました
マジックスピード5は軽量で反応が良く、スピードを出したときの走りやすさが大きな魅力です
一方で、実際に42.195kmを走ってみると、脚をやさしく守ってくれるタイプのシューズではないと感じました
特に前作マジックスピード 4と比較すると、クッション性は少なくなった印象です
マジックスピード5ではソールが薄くなったことで接地感や操作性が高まり、軽快に脚を回しやすくなっていますが、その反面、長い距離を走ったときには路面から受ける負荷も感じやすくなりました
フルマラソン終盤では脚そのものの疲労も大きく、走り終えたあとにもそれなりのダメージが残りました
そのため、マジックスピード5は「クッション性で脚を守りながら42.195kmを走る」というより、軽さや反応の良さを優先して記録を狙うシューズという印象です。
前作マジックスピード4のクッション性や厚底感を気に入っていた方は、マジックスピード5を履くと走行感の違いを感じやすいでしょう
一方で、このクッション性とのトレードオフによって得られた軽さや操作性は、マジックスピード5の大きな魅力でもあります
検証結果として、フルマラソン後の脚へのダメージは感じました。脚へのやさしさよりも、軽さ・反応・操作性を重視したレースシューズだと感じます
サイズ感|普段28.0cmの私が選んだサイズ
普段は28.0cmを着用しており、マジックスピード5も28.0cmを選びました
実際に履いてみるとフィット感は非常に良く、走行中にシューズの中で足が動くような感覚もありませんでした
一方で、前足部はややタイトに感じます
私の場合は普段と同じ28.0cmで問題ありませんでしたが、足幅が広い方はワイドモデルも含めて検討し、可能であれば試着してフィット感を確認することをおすすめします
マジックスピード5の基本情報

ここまで、実際にマジックスピード5を使用して感じた走行性能を紹介してきました
続いて、重量やドロップ、ミッドソールなどの基本スペックと、前作マジックスピード4からどこが変わったのかを確認していきます
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 価格 | 19,800円(税込) |
| 重量 | 約196g(メンズ27.0cm・片足) |
| ドロップ | 8mm |
| ミッドソール | FF LEAP+FF BLAST PLUS |
| プレート | フルレングスカーボンプレート |
| アウトソール | ASICSGRIP |
| アッパー | エンジニアードメッシュ |
| 幅 | STANDARD/WIDE(メンズ) |
約49g軽量化とソール構造の刷新
マジックスピード5は、前作マジックスピード4と比較して約49g軽量化されています(27.0cm・片足)
さらにソール全体の厚み(トータルスタック)は、後足部で 約37.5mm に抑えられました
前作の約43.5mmからおよそ6mm薄くなったことで、より「地面との距離が近い」接地感を得やすい構造へと変更されています
この構造変更は「軽さ」「操作性」「安定性」の三拍子を狙ったもので、スピード練習やレース中の脚運びにおいて
扱いやすさを重視した方向性だと感じられます
くまぞう実際の走行でも脚の回転が非常に軽く、前作よりテンポ良く走れる印象を受けました。
FF LEAP+FF BLAST PLUSとカーボンプレートによる反発


マジックスピード5のミッドソールには、上層部にFF LEAP、下層部にFF BLAST PLUSを配置した二層構造が採用されています
さらに、その間にはフルレングスのカーボンプレートを搭載
軽量で反発性に優れたFF LEAPと、クッション性を担うFF BLAST PLUS、そしてカーボンプレートを組み合わせることで、軽さと反発性を両立したソール構造となっています
実際に走ってみても、柔らかく大きく沈み込んでから跳ね返るというより、着地から素早く反発へ切り替わる感覚が印象的でした
特にキロ5分程度から4分30秒程度へペースを上げたときには反応が良く、自分が地面へ加えた力を前への推進力につなげてくれる感覚があります
一方で、シューズに強制的に走らされるような扱いにくさはなく、自分の走りをカーボンプレートが後押ししてくれるような反発だと感じました
エンジニアードメッシュとASICSGRIP

アッパーには、部位ごとに編み目を調整したエンジニアードメッシュを採用。軽量性と通気性を確保しながら、足を包み込むようなフィット感に仕上げられています
アウトソールには、ASICSの高グリップ素材ASICSGRIPを採用しています
こうしたアッパーやアウトソールも、スピード練習からレースまで幅広く使えるマジックスピード 5の走行性能を支える要素です
アシックスの他モデルとも比較してみよう
マジックスピード5は、スピード練習からレースまで幅広く使えるカーボンプレート搭載シューズです
一方で、アシックスには、ジョグやロング走でクッション性を重視するゲルニンバス、安定性を求めるランナーに向くゲルカヤノ、軽快な反発感を楽しめるノヴァブラストなど、用途の異なるモデルもラインアップされています
マジックスピード5が自分に合っているのか、ほかのアシックスシューズとも比較して選びたい方は、主要モデルの特徴や用途別の選び方をまとめた以下の記事も参考にしてみてください

まとめ|マジックスピード5は自分の走力を生かして自己ベストを狙うカーボンシューズ
マジックスピード5を練習やフルマラソンで実際に使用して感じた最大の魅力は、軽さ・反応の良さ・操作性の高さです
特にペースを上げたときの反応が良く、キロ5分程度から4分30秒程度へギアを上げても、着地から素早く反発へ切り替わり、自分の力を前への推進力につなげてくれる感覚がありました
また、軽量で脚を回しやすく、自分で接地や蹴り出しをコントロールしやすいため、ペース走やインターバル、レースなどスピードを求める場面との相性は非常に良いと感じます
実際にフルマラソンでも使用し、湘南国際マラソンでサブ3.5を達成、その後の板橋Cityマラソンでは3時間28分43秒まで自己ベストを更新できました
一方で、30km以降はシューズの反発だけで楽にペースを維持できたわけではありません
脚に疲労が出てからは自分の走力で粘る感覚が強く、前作マジックスピード4よりクッション性も控えめに感じたため、42.195kmを走り終えたあとの脚にはそれなりのダメージが残りました
そのため、マジックスピード5は「シューズの力で楽に速く走る」というより、「自分の走力を軽さと反発で後押ししてくれる」カーボンシューズだと感じています。
- サブ4からサブ3.5を目指している方
- ペース走やインターバル走で使えるシューズが欲しい方
- レース本番でも使えるカーボンシューズを探している方
- 軽量で操作しやすいシューズを好む方
- 初めてカーボンプレート搭載シューズを試したい方
- 性能と価格のバランスを重視したい方
軽さと操作性を生かして自分でペースを作り、その走りをカーボンの反発で後押ししてもらう
そんな走り方で自己ベストを狙いたい市民ランナーに、マジックスピード5はおすすめできる一足です
くまぞう結論、「マジックスピード5」には大満足しています
おすすめ度は以下の通り
ぜひこのシューズで自己ベスト更新を狙っていきましょう
「マジックスピード5」は以下から購入可能です
おまけ|クッション性を重視するならマジックスピード4も選択肢
マジックスピード5は大幅な軽量化によって、軽さ・操作性・スピードへの反応が大きく向上しました
一方、実際に両モデルを履き比べると、クッション性については前作マジックスピード4の方が高かったと感じています
そのため、
軽さ・操作性・スピードへの反応を重視するならマジックスピード5
クッション性や脚へのやさしさを重視するならマジックスピード4
という選び方もできます
型落ちとなったマジックスピード4がセール価格で販売されている場合は、コストパフォーマンスの高い選択肢です
最新モデルにこだわらない方は、マジックスピード4も検討してみてください
▼マジックスピード4の詳しい説明は以下の記事をご覧ください▼

▼フルマラソンでサブ4を狙う詳しい説明は以下の記事をご覧ください▼

▼初心者がまず揃えるべきランニングギアは以下の記事をご覧ください▼


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