今回は、2024/1/11発売された【アシックス ノヴァブラスト4】について、初心者の市民ランナーに向けてわかりやすく、解説させて頂きます。
ランニングシューズ「ノヴァブラスト4」を購入検討されている方のよくある疑問、
こんな疑問について、解説していきます!
普段のジョグは基本的にはLSD用のシューズをそのまま使用している私ですが、2024年はペース速めのジョグを練習メニューに組み込むことにしました。
ジョグのペースアップのため、反発性のあるシューズを探しており、新作の「ノヴァブラスト4」を試すことにしました。
製品の特徴から実際に履いた感想まで詳細レビューさせていただきます。
皆様の購入の一助になれば幸いです。
今回紹介する「ノヴァブラスト4」は以下から購入可能です。
ノヴァブラスト4、その特徴は?
2024年1月11日(オンラインストアでは1月5日から発売開始)、今回ご紹介する「ノヴァブラスト4」が発売されました。
「ノヴァブラスト4」のスペックがこちらです。
・幅は「スタンダード(2E相当)」と「ワイド(3E相当)」の2種類
・サイズはメンズ24.5cm~32.0cm、レディース22.5cm~26.5cm
・重量 252g(メンズ27cm)
・価格 15,400円(税込)
主な特徴としては、以下とのこと。
アシックス公式HPより
- はずむような走りをさらに追求
- 反発感と安定性の両立を実現
- 優れた通気性と快適なホールド感
アッパーは軽量で伸縮性に優れたウーブン素材に変更。
ミッドソールはFF BLAST PLUS から、FF BLAST PLUS ECOに変更されました。
アウトソールはAhar Loを採用しています。
ノヴァブラスト4の前モデルからの変化点
それでは市民ランナーがおさえておきたい、前作「ノヴァブラスト3」からの主な変化点3つについて説明します。
変化点①:アッパーの変更
前作は通気性、軽量性に優れているエンジニアードメッシュでしたが、「ノヴァブラスト4」はウーブンアッパーを使用しています。
ウーブンアッパーは伸縮性の高い素材で、フィット感が向上しています。
変化点②:ミッドソールの材質変更
前作はFF BLAST PLUSが採用されていましたが、「ノヴァブラスト4」はFF Blast+ ecoに変更されています。
昨年発売された「ゲルニンバス25」と同じ材料で、ソール素材約20%に再生可能なサトウキビ由来の素材を使用しており、環境にも配慮された材料を使用しています。
この変更によってなのか、重量が前作から少し増えていますね。
前作に比べて固くなったという意見も多いみたいです。
変化点③:アウトソールの溝がしっかり
アウトソールの変更点は、溝が深くなりました。
中足部周囲の溝が深くなり、ノヴァブラストシリーズ特有のトランポリン構造の反発性が向上しています。
前作は溝が少なめですべりやすいとの口コミも多くあり、「ノヴァブラスト4」では全体的にもアウトソールにしっかりと溝が付けれており、グリップ力が改善されています。
実際に履いてみた感想
それでは実際に「ノヴァブラスト4」を履いた感想をお伝えします。
感想①:フィット感は良い、体重移動もやりやすい
まず最初に足入れした感想から。
フィット感は良いです。
でも、硬く締め付けられている感じもします。
長時間履く用途の場合は、もう少し柔らかく包んでほしいというのが個人的な感想です。
ドロップと、前後差のあるミッドソールの変形のしやすさで、前方への体重移動はやりやすいですね。
踵で着地してもスムーズに体を前方にもっていくことができます。
感想②:気づけば自然とペースが上がる
走り始めはまずキロ6~7分のジョグから。
特にシューズの特徴を感じない普通のシューズな感じ。
クッション性は悪くないが、特段反発を感じることもなく平凡なシューズだなという印象。
次にキロ5分までペースアップ。
着地が足の前方付近に変わると急に反発を感じるようになり、歩幅が広がるようになりました。
同じピッチで走っていてもシューズの反発によって、どんどんペースが上がります。
特に意識しなくても気持ちよく走っていると、自然とキロ4分半までとペースアップしていました。
「いつもの道をはずませよう。」というキャッチコピーの意味がよくわかりました。
気持ちよくペースを上げることができ、ランニングが楽しくなります。
でも自分でしっかりペースをコントロールしないとオーバーペースになってしまう危険なシューズです。笑
さらにペースアップしてキロ4分に。
ここまでペースを上げるとなると頑張って足を回さないといけなくなり、自分の実力ではシューズの反発をうまく推進力に変えれませんでした。
ペースが上がりすぎるとシューズの特徴を活かせられず、残念な感じに。。。
感想③:長時間の使用には不向き
色々ペースを変えて2時間ほど走ってみました。
翌日ふくらはぎと足首回りに疲労が残っていました。
反発感と安定性を両立しているとはありますが、安定性をアピールしているシューズと比べるとやはり安定性は劣りますね。
その分、変に力が入ってしまった感じです。
自分の用途としてLSDなど長時間走るときには適さないシューズという判断になりました。
同じasicsで安定性を求めるのであれば「ゲルカヤノ30」をおすすめします。
「ゲルカヤノ30」については、以下の記事をご確認ください。
クッション性を求めるのであれば「ゲルニンバス26」をおすすめします。
「ゲルニンバス26」については、以下の記事をご確認ください。
サイズ感
私は28.0cm、足幅2E~3Eのシューズを履くことが多いですが、「ノヴァブラスト4」のサイズ感としては特に配慮することなく、28.0cm 2E相当で丁度のサイズ感でした。
アッパーの伸縮性があるので、普段ワイドにしようかで悩まれる方であればスタンダード(2E相当)でいいように思います。
スポンサーリンク
耐久性について
今後レビューし、追加報告します。(しばらくお待ちください)
まとめ
今回新しく発売された「ノヴァブラスト4」について、シューズの特徴や実際に使用した感想を紹介させていただきました。
「ノヴァブラスト4」の主な特徴は以下になります。
- しっかりとしたフィット感
- 弾むスポットで着地すると気持ちよくペースが上がる
- 多用途に使えそうなシューズではあるが、ペースはキロ5分ぐらいが最適
- 長時間の使用にはあまりおすすめしない(別に最適なシューズがあるという点で)
- 価格は妥当(他社と比べると安めの設定になると思います)
普段の練習に幅広く使用できるシューズです。
でも一番の売りは反発性。
ペースを上げて気持ち良く走りたいときに、最適なシューズではないでしょうか。
購入目的であった「早めのジョグ用」には完全にマッチです。
結論、「ノヴァブラスト4」には非常に満足しています。
おすすめ度はこんな感じ
ランナーレベル | おすすめ度 |
---|---|
初心者ランナー | |
サブ5ランナー | |
サブ4ランナー |
「ノヴァブラスト4」は以下から購入可能です。
コメント