ランニングシューズ選びで、
- ゲルカヤノ33は前作から何が変わったの?
- 初心者でも履きやすい?
- 実際の履き心地やサイズ感が知りたい
このような疑問を持っていませんか?
ASICSの「GEL-KAYANO(ゲルカヤノ)」シリーズは、高い安定性とクッション性を兼ね備えた、ASICSを代表するランニングシューズです
ジョギングやLSD、ロング走からフルマラソンまで幅広く対応でき、初心者から市民ランナーまで多くのランナーに支持されています
2026年に登場したゲルカヤノ33では、新たに「FLUIDSUPPORT SYSTEM」を採用
従来の高い安定性を維持しながら、より自然でスムーズな走行感を目指したモデルへと進化しました
そこで本記事では、実際にゲルカヤノ33を履いてジョグやロング走を行い、安定性・クッション性・走行性能・フィット感などを検証しました
その実走結果をもとに、ゲルカヤノ32との違いやサイズ感、どんなランナーにおすすめなのかを詳しく解説します
ゲルカヤノ33の購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください
今回紹介する「ゲルカヤノ33」は以下から購入可能です
結論|ゲルカヤノ33は安定性と自然な走行感を両立したデイリートレーナー

実際にゲルカヤノ33を履いて検証した結論は、「高い安定性を維持しながら、より自然で快適に走れるよう進化したデイリートレーナー」という一足でした
- 安定性は高いのに「支えられている感」が少ない
- 前作よりクッション性が向上し、長い距離でも脚への負担を抑えやすい
- 着地から蹴り出しまでの重心移動が自然でスムーズ
- ジョグ・LSD・ロング走との相性が非常に良い
- 強い反発感はなく、快適性と安定性を重視した乗り心地
特に印象的だったのが、ゲルカヤノらしい高い安定性がありながら、走っているときに「安定させられている」と感じにくくなったことです
新たに採用された「FLUIDSUPPORT SYSTEM」の効果なのか、着地から蹴り出しまでの重心移動がスムーズで、必要以上に足を矯正されている感覚はほとんどありませんでした
また、クッション性も前作ゲルカヤノ32から向上したと感じます
ジョギングやロング走では着地時の衝撃がマイルドで、脚への負担を抑えながら長く走る用途との相性は非常に良好です
一方で、強い反発力を活かしてスピードを出すタイプのシューズではありません
テンポ走やインターバルなど、スピードを求める練習では物足りなさを感じるでしょう
- ジョギングやLSD、ロング走を快適に走りたい方
- 安定感の高いランニングシューズを探している方
- 脚への負担を抑えながら距離を踏みたい方
- 初心者でも扱いやすいシューズを探している方
- フルマラソン完走やサブ4を目指している方
- インターバルやテンポ走を中心に行う方
- 軽量性や高い反発力を重視する方
- レース用として高い推進力を求める方
ゲルカヤノ33は、ゲルカヤノ32から走りそのものが劇的に変わったモデルではありません
そのため、現在ゲルカヤノ32を履いていて大きな不満がなく、シューズの状態も良ければ、無理に買い替える必要はないでしょう
一方、価格差が小さければ、より自然な走行感とクッション性を実現したゲルカヤノ33がおすすめです
ゲルカヤノ32がセール価格になっているのであれば、コストパフォーマンスを重視して前作を選ぶのも十分に有力な選択肢です
ゲルカヤノ33を実際に履いて検証

ここからは、ゲルカヤノ33を実際に履いて走り、安定性・クッション性・走行性能・フィット感などを検証していきます
今回はジョグやロング走を中心に、キロ5分〜6分30秒程度のペースで使用しました
単に履いたときの印象だけではなく、ゲルカヤノ最大の特徴である安定性はどう変わったのか、長い距離でもクッション性は快適なのか、ペースを上げても走れるのかといった、実際のランニングで気になるポイントを確認しています
- 使用シーン:ジョグ・ロング走
- ペース:キロ5分〜6分30秒程度
- レビュー時点の走行距離:約20km
- サイズ:28.0cm・2E(普段のサイズ28.0cm・D~2E)
- レビュアー:フルPB 3:28:43の市民ランナー
- 比較モデル:ASICS ゲルカヤノ32
実走検証①|安定性は高いのに「支えられている感」が少ない
ゲルカヤノ33を履いて最初に感じたのは、安定性はしっかりあるのに、安定系シューズ特有の「支えられている感」がほとんどないことです
これまでのゲルカヤノシリーズは、足が内側へ倒れ込む動きをしっかり抑え、「守られている」という安心感がある一方で、人によってはサポート感を強く感じることもありました
しかし、ゲルカヤノ33ではその印象がかなり薄れています
着地から蹴り出しまでの重心移動が非常にスムーズで、「支えられている」というよりも自然に真っすぐ前へ進める感覚です
実際に走っていても、「安定性がある」と意識する場面はほとんどありません
それでもフォームが乱れにくく、安心して走り続けられるため、サポートが必要なタイミングだけ自然に働いているような印象を受けました
従来のような「ガチガチの安定系シューズ」というイメージは薄れ、ニュートラルシューズに近い自然な履き心地を実現しながら、高い安定性を備えた一足へ進化したと感じます
ゲルカヤノ32から劇的に走りが変わるわけではありませんが、「安定性は欲しい。でも過度なサポート感は苦手」というランナーには、この自然なライドフィールは大きな魅力になるでしょう
くまぞうこれまでゲルカヤノシリーズに「安定しすぎる」と感じていた方ほど、この変化は実感しやすいと思います
実走検証②|クッション性は前作から向上した?
実際に履き比べてみると、ゲルカヤノ33は前作ゲルカヤノ32よりもクッション性が向上したと感じました
着地した瞬間の衝撃がよりマイルドになり、足当たりが一段とやさしくなった印象です
特にかかとから着地した際の衝撃吸収は優秀で、ジョグやロング走では脚への負担が少なく、「まだまだ走れそう」と感じられる安心感があります
ロング走でも着地時の衝撃が気になりにくく、最後まで安心して走り続けることができました
一方、柔らかくなったからといって、反発性が大きく向上したわけではありません
「FF BLAST MAX」という名前から高い反発性をイメージする方もいるかもしれませんが、実際のライド感はあくまで安定性と快適性を重視した味付けです
NOVABLASTシリーズのように弾む感覚や強い推進力はなく、自然で落ち着いた走りをサポートしてくれます
そのため、スピードを出すためのクッションではなく、長時間でも脚へのダメージを抑えながら快適に走り続けるためのクッションという印象です
ジョグやLSD、ロング走など、脚づくりを目的としたトレーニングでは、このクッション性は大きなメリットだと感じました
実走検証③|ペースを上げても使える?
ペースを上げることはできますが、反発力を活かしてスピードを出すタイプのシューズではありません
実際にペースを上げてみても、前へグイグイ押し出されるような強い反発感はあまり感じませんでした
着地から蹴り出しまでの動きはスムーズですが、ライド感は全体的に落ち着いています
反発を利用してリズムよくスピードに乗るというよりも、自分の脚でしっかり走る感覚です
また、ペースを上げるとシューズの重量感も少し気になりました
決して重すぎるわけではありませんが、軽快に足が回るタイプではないため、テンポ走やインターバルのようにスピードを求める練習では物足りなさを感じると思います
一方で、ジョグやLSD、ロング走では、この落ち着いた走り心地が大きなメリットになります
検証結果として、ゲルカヤノ33は「速く走るためのシューズ」ではなく、「安定したフォームで快適に長く走るためのシューズ」という評価です。
実走検証④|フィット感はどう?
ゲルカヤノ33は、アッパーのフィット感についても良好でした
足を強く締め付けて固定するというよりも、足全体を包み込むようにフィットする感覚です
走行中に足がシューズの中で大きく動くようなこともなく、ジョグやロング走でも安心して履き続けることができました
前作ゲルカヤノ32と比較すると、足全体を包み込む感覚が少し強くなった印象があります
そのため、人によってはゲルカヤノ32より若干タイトに感じる可能性がありますが、私の場合は走行中に窮屈さや圧迫感が気になることはありませんでした
ゲルカヤノ33のサイズ感
サイズ感は、前作のゲルカヤノ32とほぼ同じという印象です
私も32と同じサイズを選びましたが、特に窮屈さや違和感はなく、普段どおりのサイズで問題なく履けました
一方で、アッパーのフィット感が向上した影響か、前作よりも足全体が少し包み込まれるような感覚があります
そのため、人によっては「ゲルカヤノ32より少しタイトになった」と感じるかもしれません。
ただし、窮屈に感じるほどではなく、走行中に気になることもありませんでした
そのため、ゲルカヤノ32を履いている方であれば、基本的には同じサイズを選べば問題ないでしょう
ゲルカヤノ33とゲルカヤノ32の違い
ゲルカヤノ33とゲルカヤノ32を実際に履き比べて感じた結論は、ゲルカヤノらしい安定性を受け継ぎながら、33では自然な走行感とクッション性がさらに向上したということです
最大の変更点は、従来の「4D GUIDANCE SYSTEM」に代わって「FLUIDSUPPORT SYSTEM」が採用されたことです
実際に走ってみても、ゲルカヤノ32よりサポートされている感覚が少なく、より自然に足が前へ運ばれる印象があります
また、ミッドソールの変更によってクッション性も向上しています
違いを簡単にまとめると、以下の通りです
| 比較項目 | ゲルカヤノ33 | ゲルカヤノ32 |
|---|---|---|
| 安定性 | 非常に高い | 非常に高い |
| サポート感 | より自然 | やや感じやすい |
| クッション性 | より高い | 高い |
| 反発性 | 控えめ | 控えめ |
| 走行感 | 自然でスムーズ | 安定感重視 |
| ロング走との相性 | 非常に良い | 非常に良い |
| おすすめの選び方 | 自然な走行感・快適性重視 | 価格重視 |
特に違いを感じたのは、サポート感の自然さとクッション性です
ゲルカヤノ33では「シューズに安定させられている」という感覚が薄く、安定性を意識せず自然に走れるようになったと感じました
一方で、ゲルカヤノ32から走行性能が劇的に変わったわけではありません
選び方はシンプルです
- 最新モデルを選びたい
- より自然なサポート感を重視したい
- クッション性の高さを重視したい
- ジョグやロング走で長時間履くことが多い
- セール価格などで安く購入できる
- コストパフォーマンスを重視したい
- 現在ゲルカヤノ32を履いていて特に不満がない
実際に両モデルを履いた印象としては、「ゲルカヤノらしい安心感はそのままに、33の方がより自然に走れるようになった」というのが一番分かりやすい違いです
価格差が小さければゲルカヤノ33、ゲルカヤノ32が大幅に安くなっているのであれば32を選ぶ、という判断でよいでしょう
▼ゲルカヤノ32の詳しいレビューはこちら

ゲルカヤノ33の基本情報

ここまで実走で感じたゲルカヤノ33の特徴を紹介してきました
続いて、重量やドロップ、ミッドソールなど、ゲルカヤノ33の基本スペックを確認しておきましょう
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発売日 | 2026年6月 |
| 価格 | 22,000円(税込) |
| 重量 | 約300g(27.0cm) |
| ドロップ | 8mm |
| ミッドソール | FF BLAST™ MAX(上層)+FF BLAST™ PLUS ECO(下層) |
| サポート機構 | FLUIDSUPPORT™ SYSTEM |
| クッション | PureGEL™ |
| アッパー | Engineered Mesh Upper |
| 用途 | ジョグ・LSD・ロング走・フルマラソン |
▼アシックスの他モデルとの違いも知りたい方へ
ゲルカヤノ33はアシックスを代表する安定性重視のランニングシューズですが、アシックスにはGT-2000やNOVABLAST、MAGIC SPEEDなど、用途の異なる人気モデルもラインアップされています
どのモデルが自分に合っているか迷っている方は、以下の記事で各モデルの特徴や違いを詳しく比較しています

ゲルカヤノ33の主な進化ポイント

ゲルカヤノ33では、シリーズの特徴である高い安定性を維持しながら、より自然で快適な走りを目指したアップデートが施されています
新サポート機構「FLUIDSUPPORT SYSTEM」を採用

ゲルカヤノ33では、従来の「4D GUIDANCE SYSTEM」に代わり、新たに「FLUIDSUPPORT SYSTEM」を採用しました
足の動きに合わせて自然にサポートする設計となっており、必要な場面で安定性を発揮しながらも、過度な矯正感を抑えたスムーズな走りを目指しています
くまぞう実際に履いてみても、必要以上に足を矯正される感覚は少なく、より自然に足が前へ運ばれる印象を受けました
スペック上の変更だけでなく、実走でも違いを感じやすかったポイントです
ミッドソールを刷新
ミッドソールは、上層にFF BLAST™ MAX、下層にFF BLAST™ PLUS ECOを組み合わせた構造となっています
着地時の衝撃をやわらげながら、安定した重心移動をサポートする設計です
また、かかと部分にはPureGEL™を搭載しています
くまぞう実際に走ってみても、ゲルカヤノ32より着地時の衝撃がマイルドになった印象があり、ジョグやロング走ではクッション性の向上を実感できました
アッパーのフィット感を向上

アッパーにはエンジニアードメッシュを採用し、足当たりやフィット感を向上
長時間のランニングでも快適に履けるよう改良されています
また、シュータンや履き口の構造も見直され、足を包み込むようなフィット感とホールド性の向上が図られています
くまぞう実際に履いてみると、足全体を包み込むようなフィット感があり、走行中のホールド感も良好でした
まとめるとゲルカヤノ33は、走行性能を大きく変えるフルモデルチェンジというより、ゲルカヤノらしい安定性を維持しながら、自然な走行感・クッション性・フィット感を磨き上げた正常進化モデルだと感じます
ゲルカヤノ33の耐久性|500kmまで継続検証
耐久性については現在も継続して検証中です
走行距離が500kmに達したタイミングで、ミッドソールのヘタリやクッション性の変化、アウトソールの摩耗状況などを追記する予定です
まとめ|ゲルカヤノ33は自然な走りへ進化した安定系デイリートレーナー
ゲルカヤノ33を実際に履いて検証した結果、シリーズ最大の特徴である高い安定性を維持しながら、これまで以上に自然で快適に走れるシューズへ進化したと感じました
特に印象的だったのが、安定性の高さを意識させない自然な走行感です
従来のような「支えられている感」は控えめで、着地から蹴り出しまでの重心移動がスムーズ
「安定性は欲しいけれど、過度なサポート感は苦手」というランナーにも使いやすいシューズになっています
また、クッション性も前作ゲルカヤノ32から向上したと感じました
ジョグやLSD、ロング走では着地時の衝撃が気になりにくく、脚への負担を抑えながら距離を踏みたいときとの相性は非常に良好です
一方で、強い反発力や推進力を活かしてスピードを出すタイプではありません
テンポ走やインターバルなどスピードを求める練習よりも、快適性や安定性を重視するランナーに適したシューズです
「速く走るためのシューズ」ではなく、「安定したフォームで、快適に長く走るためのシューズ」
これが、実際にゲルカヤノ33を履いて感じた一番の特徴です
ジョギングやLSD、ロング走を快適に走りたい方や、初心者からフルマラソン完走・サブ4を目指すランナーまで、幅広く使いやすい一足だと思います
くまぞう結論、「ゲルカヤノ33」は満足です
おすすめ度は以下の通り
| ランナーレベル | おすすめ度 |
|---|---|
| 初心者ランナー | |
| サブ5ランナー | |
| サブ4ランナー |
「ゲルカヤノ33」は以下から購入可能です
FAQ
- ゲルカヤノ33と32の違いは?
-
ゲルカヤノ33の最大の進化点は、新サポート機構「FLUIDSUPPORT SYSTEM」の採用です。
従来よりもサポート感が自然になり、足を強く矯正するのではなく、スムーズな重心移動をサポートする設計へ進化しました。
また、ミッドソール構造も見直され、前作よりクッション性が向上しています。
一方で、劇的に走りが変わるというよりは「正常進化」という印象です。そのため、ゲルカヤノ32に大きな不満がない方であれば、無理に買い替える必要はないでしょう。
- ゲルカヤノ33は初心者にもおすすめ?
-
はい、ランニング初心者にも非常におすすめできる一足です。
クッション性が高く、着地時の衝撃をしっかり吸収してくれるため、脚への負担を軽減しながら安心して走れます。
また、安定性にも優れているため、フォームがまだ安定していない初心者でも走りやすいのが特徴です。
「初めてのランニングシューズ選びで失敗したくない」という方にも、自信を持っておすすめできます。
- ゲルカヤノ33はウォーキングにも使える?
-
もちろん使用できます。
高いクッション性と安定性を備えているため、長時間歩いても足への負担が少なく、普段使いやウォーキングシューズとしても快適です。
実際に履いてみても、歩行時の安定感やクッション性の高さは非常に感じられました。
ただし、軽量性を重視したウォーキング専用シューズではないため、「できるだけ軽いシューズが欲しい」という方は、他のウォーキングモデルも比較するとよいでしょう。
▼フルマラソンでサブ4を狙う詳しい説明は以下の記事をご覧ください▼

▼初心者がまず揃えるべきランニングギアは以下の記事をご覧ください▼

