【SUUNTO Sparkレビュー】ランニングで本当に使いやすいオープンイヤーイヤホンか試してみた|走りまで分析する次世代イヤホン

SUNNTO Spark 製品レビュー

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ランニング中にイヤホンを使っている人も多いのではないでしょうか

音楽を聴いたり、
Podcastを流したり――

今では「走る時のイヤホン」は、多くのランナーにとって定番アイテムになっています

一方で、

  • 周囲の音が聞こえず不安
  • カナル型は蒸れる
  • 骨伝導は振動感が苦手
  • 長時間の使用で耳が痛くなる

など、ランニング中ならではのストレスを感じることも少なくありません

そんな中、SUUNTOから新しく登場したのが、オープンイヤー型イヤホン「SUUNTO Spark」です

SUUNTO Sparkは、耳を塞がずに音楽を楽しめるだけでなく、
ランニング中の接地時間・上下動・ケイデンスなどを計測できる“ランニング分析機能”を搭載しているのが大きな特徴です

さらに、SUUNTOウォッチと連携すれば、
ペースや心拍数などの音声ガイダンスを直接耳で確認でき、
ウォッチを見る回数を減らしながらランに集中できる設計になっています

つまり、単なる「オープンイヤーイヤホン」ではなく、
“走りそのものをサポートするランニングギア”
と感じました

この記事では、実際にSUUNTO Sparkをランニングで使用しながら、

  • 装着感
  • 音質
  • 外音の聞こえやすさ
  • SUUNTOウォッチとの連携
  • ランニング分析機能の実用性

などを、ランナー目線で詳しくレビューしていきます

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目次

SUUNTO Sparkとは?

SUNNTO Spark パッケージ

SUUNTO Sparkは、SUUNTO社から新しく登場したオープンイヤー型イヤホンです

耳を塞がない構造のため、音楽を楽しみながらも車や自転車など周囲の音を把握しやすく、安全性を重視したランニングとの相性に優れています

さらに、イヤホン単体でランニングメカニクスを計測できるほか、SUUNTOウォッチと連携した音声ガイダンスにも対応しています

単なるオープンイヤーイヤホンではなく「音楽を聴く」と「走りをサポートする」を両立したランニングギアである点が、SUUNTO Spark最大の特徴です

ランニング向け主要スペック

SUUNTO Spark

ここでは、SUUNTO Sparkの基本スペックを、ランニング用途の視点で整理します

タイプ耳掛け式オープンイヤー型
重量約9.7g(イヤホン/片側)
約57.5g(充電ケース+イヤホン両側)
防水規格IP55(雨天ランや汗に対応)
対応コーデックSBC / AAC / LHDC
最大再生時間約7時間(単体)/約36時間(ケース込み)
充電ポートType-C
カラーバリエーションブラック / ホワイト / コーラルオレンジ
ランニング分析機能ケイデンス / 接地時間 / 上下動を計測
SUUNTOウォッチ連携ペース・心拍数・距離を音声で通知

SUUNTO Sparkの最大の特徴は、オープンイヤー型イヤホンでありながら、ランニング分析機能やSUUNTOウォッチとの連携機能を搭載している点です

また、IP55の防水性能や最大約7時間の連続再生など、日常のランニングからロング走まで使いやすい仕様となっています

これらの機能が実際のランニングでどのように役立つのか、以降の実走レビューで詳しく紹介します

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実際にランニングで使って感じたポイント(実走レビュー)

装着感|走ってもズレない?

実際にSUUNTO Sparkを装着してランニングを行ってみました

まずはキロ6分前後のジョグからスタートし、徐々にペースを上げながら使用しましたが、装着感は非常に安定しています
キロ4分前後までペースアップしてみましたが、イヤホンが大きく揺れたりズレたりすることはありませんでした

走行中に位置を直したくなる場面もなく、ランニングに集中できる装着感です

また2時間のロング走でも使用してみましたが、耳の穴を塞がないオープンイヤー構造のため、カナル型イヤホンのような蒸れなどはほとんど感じませんでした

耳に掛かる部分による痛みや圧迫感もなく、長時間装着していても違和感はありません
ランニング中にイヤホンの存在を意識する場面が少なく、快適に走り続けることができました

汗をかいた状態でも装着感が大きく変化することはなく、今回の使用ではズレやすくなる印象もありませんでした

一方で、少し気になったのがサングラスとの相性です

スポーツサングラスのツルとイヤホンの耳掛け部分が同じ場所を通るため、組み合わせによっては多少の干渉を感じる場合があります
私の場合は、サングラスが若干不安定になり気になりました

普段からサングラスを着用して走る方は、自分の使用しているモデルとの相性を確認しておくと安心です

総合的に見ると、SUUNTO Sparkの装着感は非常に良好でした
ジョグからキロ4分前後までのペースでも安定しており、さらに2時間のロング走でも快適に使用できました
装着感や快適性を重視するランナーにも十分おすすめできるイヤホンだと感じています

外音の聞こえやすさ|安全性はどうか

SUUNTO Sparkはオープンイヤー型イヤホンのため、耳を塞がずに使用できます

実際にランニングで使用してみましたが、周囲の音はしっかり聞こえました
車道沿いを走る場面では車の走行音に気付くことができ、自転車や歩行者の接近も把握しやすい印象です

ランニング中に周囲の状況を確認したい方にとっては安心感があります

また、音楽を再生している状態でも外音が極端に遮断されることはなく、周囲への注意を保ちながら走ることができました
カナル型イヤホンでは音量を上げると周囲の音が聞こえにくくなりがちですが、SUUNTO Sparkではそのような不安はほとんど感じません

個人的には、「音楽を楽しみながらも周囲の状況を把握したい」というランナーとの相性が良いと感じました
特に街中のランニングや夜ランなど、安全性を重視したいシーンではオープンイヤー型のメリットをしっかり感じられると思います

ついでに風切り音についても触れておきます

音楽を再生しながら走行しましたが、今回の使用環境では風切り音が特に気になる場面はありませんでした
ただし今回は強風下での検証は行っていないため、その点については今後確認してみたいと思います

音質|ランニング用途としてはどうか

音質については、率直に言うと「ランニング用途としては十分満足できる」という印象です

オープンイヤー型イヤホンという特性上、高級なカナル型イヤホンのような没入感や重低音を期待する製品ではありません
一方で、実際にランニングで使用する中では音質に不満を感じる場面はありませんでした

音楽はしっかり楽しめますし、ボーカルも聞き取りやすく、ランニング中のBGMとしては十分なレベルです
「走りながら快適に音楽を楽しむ」という目的であれば申し分ない音質だと感じました

一方で、音の輪郭が非常にハッキリしているタイプではなく、全体的には聴き疲れしにくい落ち着いた音という印象です
音楽鑑賞を最優先にするイヤホンと比べると迫力や解像感は控えめですが、その分ランニング中でも自然に音楽を楽しむことができます

また、Podcastや音声ガイダンスのような人の声も聞き取りやすく、ランニング中に情報を聞き取る用途との相性も良好です
特にSUUNTOウォッチの音声ガイダンスは聞き取りやすく、トレーニング中の情報確認もスムーズに行えました

ランニング中は周囲の安全確認や呼吸、足音などにも意識を向ける必要があります
そのため、音質だけを追求するよりも「快適に聞こえること」の方が重要ですが、SUUNTO Sparkはそのバランスがうまく取れているイヤホンだと感じました

SUUNTOウォッチとの連携は便利か

SUUNTO Sparkの特徴のひとつが、SUUNTOウォッチとの連携による音声ガイダンス機能です

実際に使用してみると、ペースや距離などの通知は非常に聞き取りやすく、ランニング中でも内容をしっかり把握することができました
特にオープンイヤー型でありながら音声ガイダンスが埋もれてしまうことはなく、走りながらでも自然に情報を受け取れます

ただし、個人的には「ウォッチを見なくて済む」という感覚にはなりませんでした
長年ランニングウォッチを使用していることもあり、どうしてもペースや心拍数を画面で確認する習慣が身についています

また、数値を音声で聞くよりも、ウォッチ画面を見て視覚的に把握した方が状況を理解しやすいと感じました
さらに、ランニング後半の疲れている場面では、音声ガイダンス自体は聞こえていても内容が頭に入ってこないこともありました

そのため、個人的には「ウォッチの代わりになる機能」というよりも、「補助的に情報を教えてくれる機能」という位置付けです

一方で、この機能が役立つと感じたのは、インターバル走や閾値走などの負荷の高いトレーニングでした

苦しい場面では腕を上げてウォッチを見ることすら煩わしく感じることがありますが、音声でペースやラップ情報を確認できることで、走りに集中しやすくなります

普段のジョグでは必須とまでは感じませんでしたが、インターバル走や閾値走など、ペース管理が重要なトレーニングでは便利に活用できる機能だと感じました

ランニング分析機能は実用的か

SUUNTO Spark最大の特徴とも言えるのが、ランニング分析機能です

計測できるのは、

  • 歩数(ケイデンス)
  • 接地時間
  • 接地時間バランス
  • 上下動

といったランニングメカニクスに関するデータです
記録されたデータはアプリ上で確認でき、自分のランニングフォームを振り返ることができます

実際に使ってみると、「自分の走りを数値で見られる」というのは純粋に面白いと感じました

普段はペースや心拍数ばかり見ていますが、接地時間や上下動など普段あまり意識しないデータを確認することで、自分の走り方を別の視点から見ることができます

一方で、この機能をどれだけ活用できるかは人によって変わりそうです

データは確認できるものの、「なぜその数値になったのか」「どう改善すれば良いのか」まで教えてくれるわけではありません
そのため、初心者向けというよりは、フォーム改善やランニングデータの分析に興味があるランナー向けの機能という印象です

また、個人的にはこの機能をイヤホンに搭載する意味については少し考えさせられました
というのも、ランニングウォッチはほぼ毎回のランニングで装着するのに対し、イヤホンは常に使うわけではありません

私自身も、音楽を聴きながら走る日もあれば、何も聞かずに走る日もあります
そう考えると、継続的にフォームデータを蓄積するという意味では、イヤホンよりもランニングウォッチ側で計測できた方が活用しやすいようにも感じました

ただ、頭部に近い位置で計測するイヤホンの方が、腕の動きの影響を受けにくく、より安定したデータを取得しやすいというメリットがあるのかもしれません

万人に必須の機能とは感じませんでしたが、自分のランニングフォームを分析してみたいランナーにとっては、他のオープンイヤー型イヤホンにはない独自の特徴だと思います

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SUUNTO Sparkはどんなランナーに向いている?

SUUNTO Sparkは、単なるオープンイヤーイヤホンではなく、
「ランニング中の快適性」や「走りの分析」を重視したモデルです

特に、以下のようなランナーとは相性が良さそうに感じます

向いている人
  • 周囲の音を聞きながら安全に走りたい人
  • ランニングウォッチの音声ガイダンスを活用したい人
  • フォーム分析やランニングデータに興味がある人
  • 長時間でも快適に使えるイヤホンを探している人

周囲の音を聞きながら安全に走りたい人

SUUNTO Sparkは耳を塞がないオープンイヤー型のため、

・車
・自転車
・歩行者

など、周囲の音を聞きながら走りやすいのが特徴です
街中ランや夜ランなど、安全性を重視したいランナーとは特に相性が良さそうです

ランニングウォッチの音声ガイダンスを活用したい人

SUUNTOウォッチと連携することで、

・ペース
・心拍数
・距離

などを音声で確認可能
ランニング中に何度もウォッチを見る必要が減るため、走りに集中しやすくなりそうです

フォーム分析やランニングデータに興味がある人

SUUNTO Spark最大の特徴とも言えるのが、ランニング分析機能です

イヤホン単体で、

・接地時間
・上下動
・ケイデンス

などを計測できるため、
「自分の走りを分析したい」
「フォーム改善に役立てたい」
というランナーにはかなり面白い製品だと思います

長時間でも快適に使えるイヤホンを探している人

耳を塞がない構造のため、一般的なカナル型イヤホンと比べると閉塞感が少ないのも特徴

私は約2時間のロング走でも耳が痛くならず、装着していることを忘れるほど快適でした
長時間のジョグやLSDを中心に走るランナーにもおすすめできます

こんな人にはあまりおすすめできません

SUUNTO Sparkは完成度の高いオープンイヤーイヤホンですが、すべてのランナーに最適というわけではありません
次のような使い方を考えている方は、他の製品も比較したうえで選ぶことをおすすめします

おすすめしない人
  • 音質を最優先したい人
    SUUNTO Sparkはランニング中の安全性を重視したオープンイヤー型イヤホンです。そのため、密閉型イヤホンのような迫力のある低音や高い遮音性を求める人には物足りなく感じるかもしれません。
  • ランニング分析機能を使う予定がない人
    SUUNTO Spark最大の特徴は、イヤホン単体でランニング分析ができる点です。
    「音楽が聴ければ十分」という人であれば、この特徴を活かしきれず、価格に対する満足度は下がる可能性があります。
  • 電車やオフィスなど静かな環境で使うことが多い人
    オープンイヤー型は周囲の音を取り込みながら使える反面、騒がしい場所では音楽が聞こえにくくなることがあります。
    ランニングだけでなく日常使いをメインに考えている場合は、使用環境も考慮して選ぶとよいでしょう。
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まとめ

SUUNTO Sparkは、耳を塞がずに安全性を確保しながら使用できるオープンイヤー型イヤホンでありながら、

  • ランニング分析機能
  • 音声ガイダンス

など、ランナー向けの独自機能を搭載したユニークなモデルです

単なる「音楽を聴くイヤホン」ではなく、
“ランニングをより快適に、より深く楽しむためのデバイス”
という印象を受けました

特に、

・周囲の音を聞きながら安全に走りたい
・ランニング中のストレスを減らしたい
・フォーム分析やランニングデータにも興味がある

というランナーとは相性が良さそうです
ランニング分析機能や音声ガイダンスは人を選ぶ部分もありますが、オープンイヤー型イヤホンとしての完成度は高く、ランナー向けにしっかり作り込まれた製品だと感じました。

「音楽を聴くイヤホン」から、
“走りを分析するイヤホン”へ――

SUUNTO Sparkは、そんな新しい方向性を感じさせる一台でした

(※本記事の作成にあたり、SUUNTO社よりサンプル品をご提供頂きました)

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FAQ

オープンイヤー型は音漏れしますか?

SUUNTO Sparkはオープンイヤー型のため、音量を大きく上げると音漏れする可能性があります。

私がランニング中に使用した範囲では、普段聴く程度の音量であれば特に気になる場面はありませんでした。ただし、静かな室内や電車内などでは音量によって周囲に聞こえる可能性があるため、使用環境に応じて音量を調整するのがおすすめです。

ランニング中であれば、周囲の音も聞きながら安全に走れるというオープンイヤー型ならではのメリットを十分に感じられました。

SUUNTO Sparkのランニング分析機能は毎回使う価値がありますか?

個人的には、毎回確認するというより、フォームを見直したいタイミングで活用するのがおすすめです。

ケイデンスや接地時間、上下動などのデータを確認できますが、毎回すべてを細かくチェックする必要はありません。

「最近フォームが崩れている気がする」「効率よく走りたい」と感じたときにデータを見返すことで、自分の走り方を客観的に把握しやすくなります。

SUUNTO Sparkはメガネやサングラスをかけたまま快適に使えますか?

使用するメガネやサングラスの形状にもよりますが、私が試した範囲では併用自体は問題なくできました。

ただし、ツルが太めのサングラスでは耳まわりが少し窮屈に感じる場面もありました。長時間のランニングでは気になる人もいるため、可能であれば購入前に試着して確認することをおすすめします。

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