ランニングで使う5本指ソックス、皆さんはどのような基準で選んでいますか?
私は普段、タビオの5本指ソックスを使用しています
履き慣れていることもあり、ロードのランニングからトレイルランニングまで活用していますが、日々の練習で使うものだからこそ、買い替えや買い足しにかかる費用も気になるところです
そこで今回試してみたのが、ワークマンの5本指ソックスです
タビオよりも手頃な価格で購入できますが、気になるのは実際に走ったときの使い心地
- シューズの中で足がずれないか?
- 長時間走っても、蒸れや擦れが気にならないか?
- タビオとの価格差は、どのような違いに表れるのか?
こうした点を、ジョグ・ロング走・トレイルランニングで確認しました
この記事では、ワークマンの5本指ソックスの特徴と、普段使用しているタビオとの違いを、実際の使用感を交えて紹介します
今回比較するワークマンとタビオの5本指ソックス
今回試したのは、ワークマンの「アーチパワーアシスト ショート5本指・滑り止め付き」です
比較するのは、普段から使用しているタビオの「レーシングラン五本指ソックス」
まずは、それぞれの特徴を紹介します
ワークマン|アーチパワーアシスト ショート5本指・滑り止め付き

ワークマンのアーチパワーアシストは、土踏まずを支えるアーチサポートを備えたソックスです
今回選んだのは、くるぶしが隠れるショート丈の5本指タイプ
足裏のつま先側とかかと部分には滑り止めが付いており、ランニングでのずれにくさに期待して購入しました
主な特徴は、以下のとおりです
- 5本指タイプ:足の指を1本ずつ包む構造
- アーチサポート:土踏まず部分をサポート
- 足裏の滑り止め:つま先側とかかと部分に配置
- Yヒール:かかとがずれにくい形状
- 吸汗・消臭機能:汗やニオイに対応


タビオ|レーシングラン五本指ソックス
比較するのは、普段のランニングやトレイルランニングで使用している、タビオの「レーシングラン五本指ソックス」です
タビオスポーツの代表的なモデルで、メーカーでは日々のトレーニングからウルトラマラソンまで対応するソックスとして紹介されています
主な特徴は、以下のとおりです
- アーチサポート:土踏まずを押し上げる構造で走りをサポート
- 立体製法:足の形に沿わせ、ずれや指先への負担を軽減する設計
- Yヒール:かかと部分の面積を広く取り、フィット感を高める構造
- メッシュ構造:通気性を確保し、蒸れを軽減
- シリコンラバーの滑り止め:シューズ内での滑りを抑える加工
- 消臭・吸水速乾機能:デオセル®とポリエステル繊維を使用

価格・基本仕様を比較|1足あたりの価格差は約5倍
ワークマンとタビオについて、公式サイトに掲載されている価格と基本仕様をまとめました
| 比較項目 | ワークマン | タビオ |
|---|---|---|
| 商品名 | アーチパワーアシスト ショート5本指滑り止め付き靴下 | レーシングラン五本指ソックス |
| 販売価格(税込) | 3足組1,280円 (約427円/1足) | 1足2,200円 |
| サイズ展開 | 24.5~27cm | 21~23cm/23~25cm/25~27cm/27~29cm/29~31cm |
| 本体素材 | ポリエステル・綿・ナイロン・ポリウレタン | 綿・ポリエステル・再生繊維(デオセル)・ナイロン・ポリウレタン |
| 滑り止め素材 | 塩化ビニル樹脂 | シリコンラバー |
| アーチサポート | あり | あり |
| かかとの構造 | Yヒール | Yヒール |
| 吸汗・速乾に関する公式表記 | 吸汗 | 吸水速乾 |
| 消臭機能 | あり | あり |
※価格・仕様は2026年10月確認時点の公式掲載情報です
価格を見ると、ワークマンは3足組で1,280円、1足あたり約427円
タビオは1足2,200円なので、1足あたりでは約5倍の価格差があります
一方、ワークマンにもアーチサポートやYヒール、滑り止めなどの機能が備わっています
機能の有無だけでは判断しにくいため、実際に走って履き心地を比較しました
また、滑り止めはワークマンが塩化ビニル樹脂、タビオがシリコンラバーと、使われている素材が異なります
実走では、グリップ感や足裏の感触にも注目しました
ワークマンとタビオを実際に履いて比較
肌触り・内側の仕上がり|細かな感触には違いがある
まず比較したのは、ソックス内側の仕上がりと、肌に触れたときの感触です
ソックスを裏返してみると、ワークマンは編み地の切り替え部分に糸端や凹凸が多く見られます
タビオにも糸端はありますが、全体的に内側がすっきりとした仕上がりです


実際の肌触りも、ワークマンには若干ザラザラとした感触がありました
今回のジョグや3時間走では擦れなどは気になりませんでしたが、肌当たりの細かな違いが気になる方には、選ぶ際のポイントになると思います
ジョグ|普段の練習での履き心地
ロードのジョグで、約14km・1時間20分ほど使用しました
シューズは、HOKAのクリフトン11です
履いたときに感じていた甲から土踏まずにかけての窮屈さは、走っている間はまったく気になりませんでした
指先や足裏にも特に違和感はなく、普段どおりに走ることができました
着地や蹴り出しでシューズの中の足がずれる感覚もなく、汗によるべたつきや擦れも気になりませんでした
今回のジョグでは、走行中のずれや、蒸れ・擦れによる不快感について、普段使用しているタビオと大きな違いは感じませんでした
日々のジョグ用としては、ワークマンの5本指ソックスでも快適に使えるという印象です
ロング走|長時間の快適さ・蒸れ・擦れ
ロング走では、約3時間・25kmほど使用しました
シューズは、アシックスのゲルカヤノ33です
ジョグよりも長い時間履き続けましたが、後半になっても締め付けや指先の窮屈さ、シューズ内でのずれなど、気になるところはありませんでした
蒸れは感じたものの、普段使用しているタビオと同程度です
擦れなどの不具合もなく、最後まで走ることができました
一方、土踏まずのアーチを支えられる感覚は、タビオの方がしっかりしていると感じます
ワークマンにもアーチサポートはありますが、履いたときの締め付けとは別に、土踏まずを支える感覚には違いがありました
今回の3時間走ではワークマンでも問題ありませんでしたが、アーチのサポート感を重視するなら、私はタビオを選びます
ずれや蒸れ、擦れについては大きな差を感じなかったため、今回のようなロング走ではワークマンも十分使えるという印象です
トレラン|登り・下りのグリップ感とショート丈の弱点
前日の雨で路面がやや濡れた状態のトレイルで、約15km・4時間使用しました
シューズは、HOKAのスピードゴート7です
登りで蹴り出すときに、シューズの中で足がずれる感覚はありませんでした
下りでも特に滑る感覚はなく、今回の使用では、グリップ感にタビオとの大きな差は感じませんでした
甲から土踏まずにかけての窮屈さはありましたが、走っている間はそれほど気にならず、時間がたっても特に変化はありませんでした
一方で、トレランで使ううえで大きな弱点になったのが、履き口から小石が入ったことです

今回のショート丈は、私が履いた状態ではアキレス腱付近の履き口が肌に沿いきらず、隙間ができていました
そこから小石などが入り込み、ソックスと肌の間のくるぶし付近にとどまってしまいました
その都度気になるため、途中で何度か立ち止まり、ソックスを脱いで取り除く必要がありました
登り・下りでのずれにくさには不満がなかっただけに、繰り返し小石を取り除く手間は残念なところです
路面やシューズとの組み合わせにもよりますが、今回試したショート丈は、私のトレラン用途には使いにくいと感じました
ワークマンとタビオ、どちらがおすすめ?
今回のジョグや3時間のロング走では、ワークマンでもずれや擦れなどは気にならず、快適に走ることができました
一方、アーチを支えられる感覚や、内側の仕上がり・肌触りには違いを感じました
実際の使用感を踏まえると、価格を重視するか、サポート感や肌当たりまで求めるかが、選ぶポイントになります
ワークマンがおすすめの人
- 日々のランニングにかかる費用を抑えたい人
- サポート感や肌触りの細かな違いに、強いこだわりがない人
ワークマンは3足組1,280円、1足あたり約427円という価格が魅力です
今回のロードでの検証では、走行中のずれや擦れなどは気にならず、3時間走の後半も問題なく使用できました
普段のジョグや、今回のようなロング走では、私にはワークマンで十分という印象です
内側には若干ザラザラとした感触がありますが、今回の実走では気になりませんでした
足に合い、肌触りにも違和感がなければ、練習用の5本指ソックスを手頃な価格でそろえたい方には有力な候補です
ただし、今回のショート丈は、トレランで履き口から小石が入り、何度か取り除く必要がありました
私の場合は、ロードの練習用として使っていきたいソックスです
タビオがおすすめの人
- 土踏まずのアーチをしっかり支えられる感覚を求める人
- 内側の仕上がりや肌当たりを重視する人
- 豊富なサイズ展開から、自分の足に合うものを選びたい人
タビオで特に違いを感じたのは、土踏まずのアーチを支えるサポート感です
ワークマンにもアーチサポートはありますが、私にはタビオの方がしっかり支えられている感覚がありました
今回の3時間走ではワークマンでも問題ありませんでしたが、アーチのサポート感を重視して選ぶなら、私はタビオを選びます
また、内側の糸の処理が比較的すっきりしており、肌触りにも違いがあります
細かな肌当たりが気になる方や、今回のワークマンの商品では合うサイズが見つからない方にも、タビオは選びやすいと思います
価格差はありますが、サポート感や肌当たり、サイズの選びやすさを重視する方には、タビオを選ぶ理由があります
まとめ|ワークマンの5本指ソックスはランニングに使える?
ワークマンの「アーチパワーアシスト ショート5本指・滑り止め付き」を、ジョグ・ロング走・トレイルランニングで使用し、普段履いているタビオと比較しました
結論として、今回のジョグや3時間走では、ワークマンでも快適に走ることができました
ずれや擦れは気にならず、1足あたり約427円という価格を考えると、ランニング用として十分選択肢になると感じます
一方、アーチをしっかり支えられる感覚や、内側の仕上がり・肌当たりはタビオに良さを感じました
- 価格を重視し、サポート感や肌触りの細かな違いにこだわらないならワークマン
- アーチのサポート感や肌当たり、サイズの選びやすさを重視するならタビオ
ただし、今回のワークマンのショート丈は、トレランで履き口から小石が入り、何度か取り除く必要がありました
私自身は、ロードではワークマンを活用し、トレランでは履き慣れたタビオを使うという選び方になりそうです
長期的な耐久性は、今後も使用を続けながら確認し、気づいた点があればこの記事に追記していきます
▼初心者がまず揃えるべきランニングギアは以下の記事をご覧ください▼


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